おきたまラジオNPOセンター・ひとりごとダイアリー

 

しゃぼん玉だがしや楽校 @ 児童会館こどもの日

第3回 置賜子どもアートイベント KAIHOU 〜解放

 

2017年5月5日(金曜日・こどもの日晴れ 午後一時曇り

【しゃぼん玉だがしや楽校 @ 児童会館こどもの日】
 松が岬公園に隣接する米沢市児童会館で、今年も“こどもの日”イベントが催されました。今年のプログラムはこちらをご覧ください。
 “こどもの日”イベントでは、これまで毎年恒例となったNPO法人学童保育所しゃぼん玉クラブ(米沢市)による“しゃぼん玉だがしや楽校”が開かれました。そこで、今年も“しゃぼん玉だがしや楽校”を中心に、米沢市児童会館“こどもの日”イベントを模様をご紹介します。

 下の写真左は“フアフアアニマルランド”、写真中は“ゆびっこ”による折り紙、写真右は今回初登場の“フリーキックにチャレンジ”です。

  

 下の3つの写真は“しゃぼん玉だがしや楽校”の隣りで開かれたによる“作って遊ぼう”です。落下傘や竹トンボならぬ紙トンボを作っています。また、パネルシアター(写真右)で子どもたちを楽しませていました。

  

 このあとは、“しゃぼん玉だがしや楽校”の様子をご紹介します。おみせは4つです。

▼ひっくりカード

  

▼紙皿回し

  

▼シュシュ

  

▼輪投げ

  

 4つのおみせとも、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。突然上手に紙皿を回し、周りの大人をアッと言わせたお子さんもいました。

 学童保育所しゃぼん玉クラブでは、今年に入って、宮城県山元町を訪れ、現地の学童保育所(放課後学童クラブ)の子どもたちと交流を行ってきたそうです。
 しゃぼん玉クラブは、これまでも地域に開かれた学童保育所として、地域との交流事業や地域貢献に努めてきましたが、新たな取り組みとして、地域を越えた事業に取り組んでいます。それは、子どもたちにとって考えますと、広い視野で社会を学ぶことにつながります。また、被災地を訪れることで、東日本大震災を考えるきっかけにもなります。
 これからの活動にも注目です。

 例年通り、児童会館内は子どもたちの歓声が響き渡っていましたが、午前中の様子を見る限り、例年よりは、若干ですが、来場者は少ないように感じました。天気が良すぎたのか、あるいは分散したのでしょうか・・・。
 (観光客で大にぎわいの)松が岬公園の脇という立地の良さが、ゴールデンウィークでは逆に来場者にも影響したのかもしれません


【第3回 置賜子どもアートイベント KAIHOU 〜解放】
 第3回“置賜子どもアートイベント KAIHOU 〜解放”(主催:置賜子どもアートイベント実行委員会「同盟まる」)が、きょう(2017年5月5日)、米沢市・北村公園にて開かれました。

 第1回はこちらをご覧ください。開催にいたるまでの経緯についてもご紹介しています。
 第2回はこちらをご覧ください。

 今回(第3回)のチラシはこちらです。

 主催者のひとり、吉田祐子さんから事前にいただいた第3回の案内によりますと、第3回は「多種多様な創作活動を行うメンバーそれぞれの専門性を存分に発揮し、今この時、この場でしか体験できないようなイベントを目指しています。今年は、だがしや楽校のようにブースを分け、様々な体験ができるようになります」ということでした。
 特に過去2回と異なるのは、午前と午後の2部にしたことです。第1回・第2回は、午後1時から午後3時までの開催でしたが、第3回の今回は、第1部を午前10時30分から昼12時まで、第2部を午後2時から午後3時30分までにしました。そして、定員を、第1部・第2部それぞれ「幼児~大人 各25名ずつ」にしたのです。
 これは、私(山口)にとっても、とてもありがたいです。第1回・第2回の時は、午前中の児童会館での取材を終えて、昼食を挟み、急いで北村公園へ移動したのですが、スタート(午後1時)のオリエンテーションに間に合わないこともあって、少々大変でした。それが、第2部スタートが午後2時であれば、午前中の取材の振り返りをしながら、ゆっくり移動できますので、おおいに助かります。スタート前に、スタッフの人たちと顔合わせできるのも、嬉しいです。

 私が北村公園に着いたのは午後1時40分頃です。主催者である甘木龍史さん・吉田さんは、変わらずお元気のようです。スタッフの人たちの中には、1年ぶりにお会いする人もいましたが、初めての人もいました。スタッフの人数が、第2回より多くなった印象です。
 天気の心配は無しです。ただ、少し風が強くなることはありました。

 やがて、第2部に参加する人たちが集まってきました。第1部・第2部とも定員いっぱいとなる参加申し込みがあったそうです。

 午後2時、オリエンテーションが始まりました。甘木さん・吉田さんの挨拶があり、スタッフの紹介がありました。スタッフは次の方々です。

運営スタッフ
 甘木龍史さん(HARUKAze art 書 龍史 主宰、書道家)
 吉田祐子さん(やまがたこどもアトリエ 主宰、絵描き)
 高橋裕子さん
 まきふみひとさん(図工作家)
 渡邉渡さん(人形作家)
特別ゲスト
 タカナシトモアキさん(シンガーソングライター)
サポートスタッフ
 鈴木公人さん・手塚真世さん(ぷろぺら商店)
 大沼洋美さん(カメラマン)
 西村雪華さん
 大関実里さん(東北芸術工科大学 学生)
 土井由希子さn(東北芸術工科大学 学生)
 わたなべさん、よしかわさん

 次に“おやくそく”の紹介があり、最後は遊びの紹介です。
 遊びには3つの場所(ブース)があります。
1.字を大きく書く場所
2.絵の具を使って遊ぶ場所
3.焼き物用粘土を使って泥んこ遊びをする場所

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 それでは、第3回“置賜子どもアートイベント”の模様を写真でご紹介します。
 1つ1つの写真に対して、説明(コメント)はしませんので、自由に感じてください。

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

 いかがでしたでしょうか。
 甘木さん・吉田さんによりますと、午前中の第1部は比較的おとなしかったそうで、それに比べて午後の第2部は「はげしかった」という印象だそうです。確かにみなさん思う存分遊んでいた感じです。私のカメラのモニターを覗き込むお子さんもいて、なんでもありです。
 解放・・・これは既成概念を壊すことです。だから、楽しいのです。

 午前と午後の2部にしたことについては、スタッフにとっても、参加者にとっても、良かったそうです。
 スタッフにとっては、時間に余裕ができました。準備の時間にも余裕ができ、昼食の時間もゆっくりできました。開催当日までの準備はいろいろあって忙しかったですが、第3回ということで、スタッフの皆さんは、自分の役割がわかってきたこともあり、余裕につながりました。
 参加者からは、以前から「時間を分けてほしい」という要望があったそうです。午前と午後の2部にしたことで、遠距離からの参加者は「午前中」を希望しました。そうすれば、午後は米沢の観光ができるからです。一方、スポ少の関係で「午後」を希望する人もいました。
 すなわち、2部にしたことで、「選択肢ができ」「参加しやすくなった」と言えます。だから、第1部・第2部とも定員いっぱい、となったと思われます。

 遠距離の参加と言えば、第2部では、福島県いわき市からの参加がありました。また、鶴岡市から参加した女のお子さんに聞きますと「福島のおばあちゃんと来ました」という返事でした。
 米沢市内から参加したおかあさんは「昨年、佐賀から米沢へ引っ越してきました」と言います。これまたビックリです。連休は“米沢上杉まつり”をご覧になったそうで、置賜子どもアートイベントは米沢市内の施設に置いてあったチラシを見て参加しました。「こういうイベントは大好き」とのことです。

 ほかにも「チラシを見て参加しました」という人が多いそうです。チラシの効果は大きいです。チラシは“ナセBA”や各コミュニティセンターなどに置いてもらいました。チラシを見て参加することにした人から誘われて参加した人もいました。

 参加者の話から、このようなイベントって、米沢・置賜地域だけでなく、全国的にも「少ないのかな」と感じました。
 今の時代、子どもたちにとっても「自由に」「思いっきり」遊ぶことが難しくなってきました。初対面同士で自由に遊べる場でもあります。

 今回初参加のタカナシトモアキさんにインタビューしました。
 タカナシさんは長井市在住です。これまでは米沢市内でライブを行うことが多かったそうです。今後は長井市での活動も多くなるそうです。地元の人たちとの協力で、長井駅前でライブを行ったり、ワークショップを行うそうです。ライブでは自作の曲を歌っています。きょうは甘木さんの紹介で参加しました。甘木さんとは“めろめ”でつながりました。

 午後3時30分、おしまいの時間です。アッという間の1時間30分でした。
 子どもたちは「もっと遊びたかった」様子です。それだけ楽しかったのでしょう。
 「もっと遊びたかった」は1年後につながることでしょう。
 それでは、1年後を楽しみに・・・

 

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