おきたまラジオNPOセンター・だがしや楽校・ひとりごとダイアリー

 

しゃぼん玉クラブ だがしや楽校

 

2017年9月17日(日曜日曇り午前中一時差す 昼頃から時々 のち小雨一時

【しゃぼん玉クラブ こどもまつり だがしや楽校】
 “しゃぼん玉クラブ こどもまつり だがしや楽校”(主催:特定非営利活動法人〈NPO法人〉学童保育所しゃぼん玉クラブ:以下『しゃぼん玉クラブ』と表記します)が山形県米沢市内(西部コミュニティセンター)にて開かれました。

 しゃぼん玉クラブは、米沢市内の6ヵ所で学童保育所(放課後学童クラブ)を運営しています。具体的には、愛宕学区に1ヵ所、西部学区4ヵ所、窪田学区1ヵ所です。愛宕学区は、米沢市街地の南西部とその郊外で構成されています。しゃぼん玉クラブ発祥の地です。西部学区は、その名の通り、市街地の西部で構成されています。児童数が多いため、4ヵ所で開設しています。窪田学区は、市街地から離れた北側郊外で構成されています。
 しゃぼん玉クラブでは、いち早く“だがしや楽校”を取り入れました。具体的には、愛宕学区の学童保育所にて“しゃぼん玉だがしや楽校”を開いたのでした。第1回の“しゃぼん玉だがしや楽校”は大成功でした。なぜなら、その翌年は“ミニだがしや楽校”として行ったのですが、保護者などから「“しゃぼん玉だがしや楽校”を開いてください」という要望が数多く寄せられたからです。それで、翌々年には第2回の“しゃぼん玉だがしや楽校”が開かれました。
 それからは毎年のように“しゃぼん玉だがしや楽校”が開かれてきました。そして、このやり方では、2015年の第7回まで続きました。
 “しゃぼん玉だがしや楽校”には、特徴がいくつかあります。
 支援員(以前は“指導員”と言われた学童保育所スタッフのことです)、保護者、子どもたちが一緒になって開くことです。
 子どもたちも、おみせ番をしたり、遊びの先生になります。
 大きな特徴は、時間を決めて交代することです。時間帯によっては、おみせ番や遊びの先生は大人だけになります。こうすることで、子どもたちも楽しむことができます。また、いろんな体験ができます。
 地域と学童保育所との交流の場になっています。“しゃぼん玉だがしや楽校”は、しゃぼん玉クラブを地域の人に「みせ」るという意味もあります。

 しゃぼん玉クラブでは、ほかにも“だがしや楽校”を開いてきました。
 ひとつは、米沢市児童会館(松が岬公園脇にあります)で毎年5月5日に開かれている“こどもの日”での“だがしや楽校”です。これは、愛宕と西部の支援員(スタッフ)が開いています。
 もうひとつは、米沢市西部コミュニティセンターで毎年11月頃に開かれている地域の文化祭での“だがしや楽校”です。こちらは、西部の子どもたちと支援員(スタッフ)が開いています。
 いずれも、数年にわたり継続していることで、すっかり定着しています。

 2016年、しゃぼん玉クラブは改革の年でした。
 愛宕での開催だった“しゃぼん玉だがしや楽校”を発展させた形で“しゃぼん玉クラブ こどもまつり だがしや楽校”を開いたのです。すなわち、愛宕・西部・窪田のしゃぼん玉クラブ・6ヵ所の合同で開くことにしたのです。お聞きしますと、愛宕・西部・窪田の支援員(スタッフ)全員が一堂に会したのは、その時が初めてだったそうです。そういう意味では、支援員(スタッフ)同士の交流の場・結束の場でもあったのです。
 また、開催場所を西部コミュニティセンターにしたことで、地域の人たちにとっては、これまで以上に気軽に来てもらうことができるようになったと言えます。

 さて、今年は第2回の“しゃぼん玉クラブ こどもまつり だがしや楽校”です。
 今回も大きな変革があります。ひとつは開催時期です。昨年までは11月開催でしたが、今回は9月の開催です。もうひとつ、大きな変革があります。それは開催時間です。昨年までは午前中の2時間でした。愛宕での開催ではそれで良かったのですが、6ヵ所合同となりますと、時間が短すぎます。せっかく6ヵ所のスタッフが一堂に会したものの、交流する時間が十分に無かったのです。
 そこで、今回は午前10時から午後3時までの開催にしました。これで、スタッフ同士・子どもたち同士、ゆっくり交流できます。

 それでは、“しゃぼん玉クラブ こどもまつり だがしや楽校”の様子をご紹介します。

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 きょう(2017年9月17日)の米沢は台風18号の影響で朝から不安定な天気です。午前中はなんとか天気はもちましたが、正午をすぎて、とうとう雨が落ちてきました。というわけで、あいにくの天気でしたが、会場の西部コミュニティセンターは朝から大にぎわいです。

 

 オープニングセレモニーでは、子どもたちはけん玉の腕前を披露。そして、昨年に引き続き、長井市の地域おこし協力隊・Aさんがけん玉パフォーマンスを披露。大技が成功するたびに大歓声があがっていました。このあと、子どもたちによる開会宣言があり、いよいよスタートです。

 各おみせをご紹介します。はじめに、つくってあそぶおみせです。

    

 上の写真は、左がバスボムづくり、中がおりがみ、右がフェルトの髪かざりです。

    

 上の写真は、左がふしぎカード、中が秘伝の貯金箱、右が科学ゴマです。

    

 上の写真は、左がローズウィンドー、中がバルーンアート、右がAさんのけん玉です。

 

 上の写真は、米沢とんと昔の会による昔語りです。子どもたちも語りを披露しました。

    

 上の写真は、左がフリーマーケット、中が愛宕地区にお住まいの高橋さんによるリンゴなどを販売するお店、右がわたあめです。

 下の写真は、左が山形名物・玉こんちゃく、中がチョコバナナです。食のおみせはほかに、かき氷、唐揚げが出店していました。

    

 最後は、駄菓子屋さん(上の写真右)です。クジのコーナーもあり、にぎやかです。

 こうしてみますと、地域の人たちによるおみせが数多くあったのが印象的です。
 いずれにしても、“しゃぼん玉クラブ こどもまつり だがしや楽校”は、米沢で最も楽しくにぎやかな“だがしや楽校”であります。

 

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