おきたまラジオNPOセンター・ひとりごとダイアリー

 

2017年10月21日(土曜日)鶴岡夕方からの天気:曇りで一時 夜は小雨が降ったりやんだり

【だがしや楽校@山王ナイトバザール】
 第144回“山王ナイトバザール”が鶴岡市の山王商店街にて開催されました。
 毎年5月から10月の第3土曜日の夜に開催されている“山王ナイトバザール”は、鶴岡市民にとっては「定着した」というより「当たり前の存在」です。きょうは夕方になって小雨が降り出しましたが、下の写真のとおり、大勢の市民でにぎわったのは、その証しです。

  

 上の写真右は、南三陸町の人たちによるおみせです。焼きたてのホタテとサンマや、特産品などを販売しています。これは南三陸町歌津地区物産交流支援事業の一環です。今年5月の山形市でのチャリティコンサート“うたうべねットやまがた 2017”では若手の漁師さんが来ていましたが、今回は年輩の方でした。

 さて、“山王ナイトバザール”で欠かせないのは“だがしや楽校:山王こどもバザール”です。
 今回の“山王こどもバザール”では『ハロウィン特集』と題して、山王日枝神社”境内にて、いろいろなおみせが並びました。そして、県外からの人たちを含め、多くの人がスタッフやボランティアとして参加しました。
 参加したのは、尚絅(しょうけい)学院大学(宮城県名取市)エクステンションセンターの学生さんと松田道雄氏(だがしや楽校発案者)、山形大学農学部タキタロウサークル、庄内キャンドルナイトの会、鶴岡中央高校の生徒さんです。もちろん、だがしや楽校だがしや倶楽部が中心となっています。これは、やまがた社会貢献基金助成事業であり、企画運営は特定非営利活動法人(NPO法人)公益のふるさと創り鶴岡です。

 それでは、“だがしや楽校:山王こどもバザール”の様子を写真でご紹介します。

▼だがしやさん

  

 いつもは子ども屋台ですが、きょうは鶴岡中央高校の生徒さんがおみせ番です。子どもたちから指導を受けた生徒さんは、おみせにやって来た子どもたちと楽しそうに触れ合っています。
 鶴岡中央高校の職員さんにインタビューしました。それによりますと、生徒たちに地域のことを学んでもらうために参加したそうです。公益のふるさと創り鶴岡の阿部さんの声がけで実現できました。体験しているのは2年生です。3年生は“山王ナイトバザール”を巡って、アンケートを行っています。数十名という大勢の高校生が“山王ナイトバザール”のいろんなお店で活動しています。

▼中村のおっさんの紙芝居

  

 お馴染みの紙芝居です。その後、ネタも増えて、バラエティ豊かです。写真右は、ナガ〜ク伸びる紙芝居です。 

▼キャンドルナイト

  

 鶴岡での『311』はキャンドルナイトが行われます。そのためのキャンドルつくりを行っています。私もひとつ作りました。スタッフの人たちには、米沢での『311』を紹介しました。そう言えば、本年度の実行委員会が明後日(10月23日)開催されます。

▼ハロウィンの衣装をつくろう

  

 ビニールで作った衣装へ、好きなように絵を描いていきます。子どもたちの自由な発想がみられます。 

▼車椅子体験

  

 鶴岡市社会福祉協議会OBの人たちの指導で、尚絅学院大学の学生さんたちが体験しています。神社の境内ということで、意外に大変で、注意が必要です。写真右で車椅子を押しているのは、東京都杉並区のTさんです。久々にお会いしました。Tさん、鶴岡は初めてです。杉並の大人塾は、現在も継続中です。

 尚絅学院大学の学生さんにインタビューしました。
 学生さんたちは“だがしや楽校”について「地域に密着している活動に感じました」「まずは自分たちが楽しむことで長続きできると思います」などと話されました。

▼ミニコンサート

  

 丹波恵子さんとゆき彦さんのコンサートです。今夜は YOUさんも加わってのコンサートです。ところが雨によって電源トラブルが発生。コンサート開始はかなり遅れてしまいました。
 しかし、そこで見られたシーンが写真左です。尚絅学院大学の学生さんと丹波さん・ゆき彦さんとの共演です。学生さんが丹波さんの歌に感激したシーンも印象に残りました。
 写真中は YOUさんと丹波さんの親子共演、写真右は丹波さん・ゆき彦さんです。今夜はスタンダードナンバー中心の選曲でした。

 というわけで、ちょっとしたハプニングはありましたが、ここでしか体験できない出会いがたくさんあり、新たな人とのつながりが生まれました。それは、世代の超えたものであり、地域や立場を越えたものでもあります。

 

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