だがしや楽校・ひとりごとダイアリー

 

だがしや楽校第43回鶴岡市子どもまつり

 

2014年5月18日(日曜日)鶴岡の天気:朝まで のち曇り時々晴れ のち晴れ一時曇り

【だがしや楽校@第43回鶴岡市子どもまつり】
 午前5時すぎ、鶴岡市内の宿泊先(顔パスになってしまった旅館です)で目をさましますと、外から雨の音です。かなり強く降っている感じです。
 「昨日は愚図ついた鶴岡も、きょうは良い天気になるだろう」と思っていましたので、ビックリです。鶴岡アメダスでは06時22分までの1時間に6.5ミリを観測するなど、本降りの雨です。
 「これでは“だがしや楽校@第43回鶴岡市子どもまつり”は外ではできないのではないか」と心配になりました。雨天の場合は会場の中央児童館・児童遊園に隣接する苗津公民館で行うことにはなっていますが、できれば屋外でやりたいです。
 午前7時を過ぎて、ようやく雨はやみ、青空が顔を出し始めました。少しはホッとしました。でも、まだ心配があります。

 午前9時すぎ、旅館を発ち、会場の中央児童館・児童遊園に向かいます。青空が広がり、雨の心配は無くなりました。
 中央児童館・入口に着き、私が“だがしや楽校”関係者であることを告げますと、係の人が駐車場に誘導します。それで、いつも“だがしや楽校”を開いている児童遊園南側に進みます。
 ところが、途中でもう1人の係員が「ちょっと待ってください」と言います。「どうしたのかな?」と思った直後、昨夜もお世話になった“だがしや楽校”仲間であり、NPO仲間でもある阿部さんが引き返してきます。阿部さんは「児童遊園南側は雨によってぬかるみになり、とても“だがしや楽校”ができる状態ではありません」と言います。
 このため、ちょっと残念ですが、きょうの“だがしや楽校”は苗津公民館の前庭で行うことになりました。それでも天気は回復しましたので、屋外で行うことができますので、「良し」としましょう。

 ただ、西からの風は相変わらず強く吹きます。阿部さんとは昨夜の話で、私もおみせをやることになったのですが、私が考えているおみせは、風が強いとやりにくいです。それで、風の様子を見ながら、判断することにしました。

 やがて、鶴岡工業高等専門学校の生徒さんが到着しました。また、昨夜は『みちくさ舎』で活動していた結城さんも到着しました。スタッフが揃ったところで“だがしや楽校”の設営です。
 こうして午前10時、“だがしや楽校@第43回鶴岡市子どもまつり”がスタートしました。

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 第43回 鶴岡市子どもまつり(主催:鶴岡市子どもまつり実行委員会 主管:鶴岡市・鶴岡市教育委員会・鶴岡市青少年育成推進員連絡協議会・田川地区民間教育研究団体連絡協議会・鶴岡市民生児童委員協議会連合会・鶴岡市中央児童館・おり紙愛好会・庄内医療生活協同組合・田川民話の会・鶴岡市学童保育連絡協議会・公立保育園給食グループ・公益社団法人鶴岡市シルバー人材センター・生協教育活動センター・山形県自動車商協同組合田川支部・ウォーターワッチネットワーク・だがしや楽校、倶楽部・山形庄内ネイチャーゲームの会・ボーイスカウト山形庄内地区・鶴岡舟番所)が鶴岡市内(中央児童館・小真木原体育館・鶴岡公園・内川ほっとパーク)で開かれました。
 これは、児童が心身ともに健やかに生まれ、育成され、生活が保障され、人として尊ばれる児童福祉の理念を、広く市民に普及されるとともに、子どものつどいを設けて楽しい1日をすごし、「子どものしあわせ運動」を展開しようとするもので、市内の各関係機関団体が力を合わせて、開催するものです。
 だがしや楽校・だがしや倶楽部は、実行委員会の一員として、長年にわたり参加してきました。私も2006年から毎年のように取材を続けてきました。ただし、昨年(2013年)はお休みしましたので、2年ぶりとなります。

 メイン会場の鶴岡市中央児童館及び児童遊園では、午前9時30分からの城南幼稚園・園児によるオープニングイベント(プレイバルーン)で開幕しました。

 はじめに、“だがしや楽校”以外の会場の様子をご紹介します。

 

 ミニ電車にのろう!は、子どもたちに大人気で、順番待ちの長い行列ができていました。

 下の写真左は、ボーイスカウト山形庄内地区による“自然の中でたくましく”から“炭火でパン焼き”です。このブースでは“アウトドア体験”(ドームテント&ハンモック)なども行われました。

  

 上の写真右は、山形庄内ネイチャーゲームの会による“自然はみんなのともだち”からクラフトコーナーです。イタドリ笛などを作っています。

 下の写真左は、あそびの広場・大型遊具で遊ぼう!です。いつもは“だがしや楽校”と同じ児童遊園南側で行っていますが、きょうは児童遊園西側です。ブロックマットやトンネルなどです。

  

 上の写真右は、“やってみよう!おばあちゃんの手づくりおやつ”です。七輪で炭をおこしたあと、せんべいを焼いたり、ポップコーンを作りました。

 

 ザリガニ・ゲットコーナーは今年も大人気です。でも、ザリガニはなかなか釣れず、悪戦苦闘の子どもたちです。

 

 上の写真は、鶴岡市シルバー人材センターによる“昔なつかしい遊び”です。いつもは“だがしや楽校”と同じ児童遊園南側で行っていますが、きょうは苗津公民館(屋内)です。それで竹馬はできませんでしたが、竹とんぼ・風車・輪投げ・ゴム鉄砲・めんこ作り・お手玉で遊びました。

 “だがしや楽校”をご紹介します。

▼科学実験(人工イクラ)

   

 鶴岡工業高等専門学校の生徒さんによる人工イクラのおみせ、鶴岡ではすっかりお馴染みです。

▼思いっきりシャボン玉

   

 結城さんによるシャボン玉です。大きなシャボン玉を追いかけるお子さん、シャボン玉作りに挑戦するお子さん、遊び方はいろいろです。

▼紙芝居

   

 創作紙芝居劇団“だだちゃ豆”中村さんの紙芝居は、きょうもナゾナゾあり、ジャンケンあり、創作桃太郎ありで、楽しさいっぱいです。

▼スマートボール

   

 午後は人工イクラのおみせを一部閉じてもらい、鶴岡高専の生徒さんに“スマートボール”のおみせをやってもらいました。
 なお、午後になっても風が強く、私がやろうとした“まんから”は断念しました。

 “昔なつかしい遊び”と“だがしや楽校”は、ほかの遊び・ブースから離れたところでしたが、鶴岡高専の生徒さんが呼び込みをしてくださったことで、終始子どもたちの歓声がにぎやかに飛び交いました。私も子どもたちからたくさんの元気をもらいました。
 やっぱり5月は、“山王ナイトバザール”と“鶴岡市子どもまつり”での“だがしや楽校”を取材・体験することで、気持ちが落ち着きます。 

 

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