だがしや楽校・ひとりごとダイアリー

 

2014年9月14日(日曜日晴れ日中曇り 午前11時頃一時

【楽描きだがしや楽校:ぐんじょういろの巻】
 9月の“楽描きだがしや楽校”は、三連休の中日です。
 そのためでしょうか、米沢から山形市へ向かう際に通ってきた国道13号線では、かなりの交通量になっていました。南陽市の鳥上坂や川樋バイパスなどでは渋滞が発生していたほどです。
 それで、“楽描きだがしや楽校”が開かれていた芸工大前公園に到着したのは、午前10時30分を過ぎていました。 

   

 きょうは、写真のように、野外での“楽描きだがしや楽校”です。山形市は青空が広がっています。日差しにさらされても、そんなに暑くありません。秋を感じるさわやかな陽気です。きょうの山形市(アメダス)の最高気温は24.7℃(15時02分:平年より0.7℃低い)です。
 きょうはRさんら5人が集っており、すでに“楽描き”が始まっていました。

 そう言えば、山形市では“日本一の芋煮会フェスティバル”が開かれています。全国ニュースにもなる大きなイベントです。その影響もあって、国道13号線は混雑していたのでしょうか。
 そんな山形市の一角で、きょうも開かれているのが“楽描きだがしや楽校”です。小さな集いですが、大きなイベントにはない「人と人とのつながり(コミュニケーション)」があります。
 私は、やっぱり“楽描きだがしや楽校”を大切にしたいです。

 やがて、近所の男のお子さんが、おかあさんと妹さんといっしょに来られました。そして、楽描きを始めました。(下の写真左)

   

 しかし、この頃からお天気があやしくなってきます。西の空は薄暗い雲に覆われ、雨が降っている様子も確認できます。(上の写真中・右)
 それでも楽描きを続けました(下の写真左)が、とうとう風が強くなり、シートがめくれました(下の写真中)。雨も降ってきました。午前11時10分すぎ、ついに撤収です。

   

 上の写真右は、小雨が降る中、シートの撤収を手伝いながら撮影したものです。強い雨が迫ってきました。かなり薄暗くなりました。そんな中、近所のお子さんたちが遊んでいます。

 今年の“楽描きだがしや楽校”は、雨にたたられることが多いです。昨年までは、ジンクスのように、毎回晴れていたのですが、今年は・・・?
 “楽描きだがしや楽校”も異常気象にはかなわないのかもしれません。

 近くの滝山交流センターに退避し、始まったのが色鬼(いろおに)です。鬼役の人は、赤・青・灰色・橙色・銀色など、次々に色を言っていきます。
 「緑や黄色が出てこないな〜」と思っていたら、鬼役になったRさんが「ぐんじょういろ」と言いました。「さすがだな〜」と思いました。

 ぐんじょういろ・・・漢字では「群青色」と書きます。
 私がなぜ「さすがだな〜」と思ったのでしょうか。私にはひとつの記憶があるからです。
 それは、私が小学校に入ったばかりの頃だったと記憶しています。色の話になり、先生から「どんな色を知っていますか?」と聞かれ、どういうわけか私が答えたのが「ぐんじょういろ」だったのです。先生はちょっと驚いた様子で「よく知っていますね」と言いました。
 記憶はそれだけです。
 なぜ当時の私が「ぐんじょういろ」と言ったのかもわかりません。着ていた服に「ぐんじょういろ」があった記憶もあります。親から教えられた記憶もありますが、よくおぼえておりません。でも、そんな記憶から「ぐんじょういろ」には特別な想いがあります。特別好きな色ということではありませんが・・・。

 きょうの楽描き(上の写真)では、左に見える濃い青が「ぐんじょういろ」にやや近いです。しかし、本当の「ぐんじょういろ」は、もっと黒っぽい青です。地味な色です・・・と記憶していたのですが、調べてみますと、ちょっと違うようです。

 Wikipedia では16進表記で“#465DAA”(RGB:70, 93, 170)としています。これで表示しますと・・・

 ぐんじょういろ(群青色)

 となります。パソコン画面ですので、微妙に違う可能性はありますが、思っていたより明るく、紫が混じっている感じです。
 納得できない私は、さらに調べてみました。そうしたら“#4c6cb3”としているものがありました。これで表示しますと・・・

 ぐんじょういろ(群青色)

 となります。さらに明るい色になりました。

 Color-Sample.com というサイトでは、2つ紹介しています。ひとつは、sRGB : #4B64A1(Red : 75 Green : 100 Blue : 161)です。これで表示しますと・・・

 ぐんじょういろ(群青色)

 もうひとつは、AdobeRGB : #53639D(Red : 83 Green : 99 Blue : 157)です。これで表示しますと・・・

 ぐんじょういろ(群青色)

 調べれば調べるほど、わからなくなります。こうなりますと、これまで自分が思っていた“ぐんじょういろ”が正しいのではないかと思ってしまいます。

 しかし、コトバンクによりますと・・・「JISの色彩規格では『こい紫みの青』としている。(中略)印刷では、同じ青系統の藍あい色や紺色を表現するときは黒のインクを混ぜるが、群青色には入らない。それだけ明るくさわやかな色をさす。群青色の空、群青色の海といったときは澄み切った晴れのイメージ」と説明しています。
 さらにデジタル大辞泉では「鮮やかな藍がかった青色」と説明しています。

 やっぱり、よくわかりません。でも、このように調べるのは、楽しいことです。

 

 

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