だがしや楽校・ひとりごとダイアリー

 

 

2014年12月27日(土曜日晴れ時々曇り 昼頃一時

【だがしや楽校@さくらマルシェ IN 霞城セントラル】
 今年(2014年)の6月21日、“だがしや楽校@茶蔵マルシェ”が開かれました。これについてはこちらの“ひとりごとダイアリー”にて、山形市の“だがしや楽校”仲間であるRさんたち(「楽描き」を開いている人たちです)が、“茶蔵マルシェ”に参加することになった経緯をご紹介しています。
 Rさんたちは、お忙しいなずですが、その後も“茶蔵マルシェ”にて“だがしや楽校”を開いています。私は、ただただ頭が下がる思いです。

 さて、“茶蔵マルシェ”は山形市の茶蔵山形店(山形市成沢西1丁目5-6)の駐車場にて開かれてきましたが、冬期間は「野外では寒い」ということで、11月から3月までは、霞城セントラル1階 アトリウムにて開くことにしました。霞城セントラルには今年(2014年)、茶蔵の新店舗がオープンしたこともあります。
 というわけで、今回は、今シーズン2回目の“さくらマルシェ IN 霞城セントラル”です。開催時間は午前10時30分〜午後3時30分となりました。

 午前4時30分からの延べ5時間30分にわたる雪かき・雪下ろしをした後で、身体はボロボロでしたが、今年(2014年)最後の“だがしや楽校”ということで、気合いを入れて、山形市にやって来ました。会場に到着したのは、午後1時30分すぎです。

 会場には10ほどのお店(テント)が建ち並んでいます。また、会場の一角ではステージ・パフォーマンスが行われています。私は、すべてのお店を巡り、スタッフの人たちと談義しました。まずはステージ・パフォーマンスを行っている人との談義です。

  

 ジャグリングなどのパフォーマンスを行っているのは“もんたくん”です。今年(2014年)に入って、活動拠点を仙台市にしました。そして、東北地方を中心に活動を行っています。山形県でも何度かパフォーマンスを披露しています。被災地を訪れての活動も行っています。
 高度なパフォーマンスに私も思わず拍手です。米沢にも来ていただければ・・・ということで、名刺交換しました。
 なお、“もんたくん”には仲間がおり、“もんたくん”が都合悪くでも、仲間の人たちが来てくれるそうです。

  

 続いて、会場北側のお店を巡ります。(上・下の4つの写真)
 “茶蔵”の井上社長夫妻が交代でお店番しているテントもあります。
 北側のお店で共通するのは、農産品や農産加工品などを生産者自身が販売していることです。訪ねてわかったのは、山形市だけでなく、天童市・河北町・川西町(尾長島)・庄内町(余目)と山形県内各地から参加(出店)していることです。そして、さらにわかったことは、山形県が開催した6次産業・ビジネス・スクールの仲間たちだったということです。このビジネス・スクールでは井上社長も学んだことから、ビジネス・スクールを通して、ネットワークができました。“茶蔵マルシェ”の原動力はここにあったのです。
 余目の人からは「ここでしか売っていない」というカレーを買いました。家族がカレー好きだからです。「ここでしか売っていない」とは、イベントの時だけ作って販売しているからです。お聞きしますと、半分趣味、でも売るからには真剣!さをうかがい知ることができます。

  

 あるお店では啓翁桜(けいおうざくら)が販売されています。(上の写真右)山形市村木沢の人たちです。啓翁桜は今や山形県を代表する冬の農産品です。無知な私は「啓翁桜は自分が子どもの頃には聞かなかったですが・・・」と尋ねますと、「そのとおりです。本格的に知られるようになったのは20年ほど前からです」と答えます。また、冬に咲かせるための大変な苦労があることもわかりました。
 そのほか、お米・年越用そば・里芋・紅大豆・大根・白菜・リンゴなど、いろんなものが売られていました。
 ある人が私に言いました。「いくら売ったのか・・・も大事でしょうが、“さくらマルシェ”はマッタリ感があり、お客さんとも話ができ、とても良い雰囲気です」と。

  

 会場北側のお店を巡ります。こちらは、手作りの小物・木工品・アクセサリーなどを売っているお店が建ち並んでいます。
 米沢から来られたという人(夫婦での出店)のお店では、その方のご両親が手作りした小物、その連れ合いの方が作られた小物が売られています。
 米沢出身で、現在は山形市で家具屋さんを営んでいる人たちのお店では、木材を使った様々なものが売られていました。ちょっとした工夫で、お客さんに喜んでもらえる品々が並んでいます。
 そのほか、このようなイベントの時だけ、自分たちで手作りした品々を販売しているお店も複数あり、熱い思いを感じます。

 そして、“だがしや楽校”です。きょうの遊びはマツボックリツリーです。

  

 とにかく、常に子どもたちが遊んでいることにビックリです。スタッフの皆さん(3人)は、休むヒマなしです。それだけ“だがしや楽校”が定着したと言えると思います。それは、Rさんたちが、長年にわたり“だがしや楽校”をやり続けてきたからです。

 というわけで、“だがしや楽校”だけでなく、多くの人たちと談義することができ、中には談義の中で大きな学びもあり、とても良い時間を過ごすことができました。

 これでボロボロの身体を癒すことができました。オッと、そう言えば、まだお昼を食べていないんだっけ・・・。午後4時すぎ、皆さんと別れたあと、近くのお店に駆け込みました。

 

 

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