だがしや楽校・ひとりごとダイアリー

 

ぷちだがしや楽校

 

第2回 ぷちだがしや楽校:2015年8月29日

 

2015年11月29日(日曜日)横浜の天気:晴れ 午後3時頃から薄曇り のち曇り

【ぷちだがしや楽校@東戸塚地域ケアプラザ】
 第3回“ぷちだがしや楽校”が東戸塚地域ケアプラザ(横浜市戸塚区)にて開かれました。
 主催は mignon(ミニヨン)、共催は東戸塚地域ケアプラザです。

 主催する mignon(ミニヨン)のことや“ぷちだがしや楽校”の概要については“第2回 ぷちだがしや楽校”をご覧いただきたいと思います。
 ただ、今回わかったことがあります。それは、川上小学校はまっ子ふれあいスクール(現:川上小学校放課後キッズクラブ)で行ってきた“わくわくデー”(ミニだがしや楽校)を川上小学校以外の(地域の)子どもたちにも体験していただきたい、という思いが“ぷちだがしや楽校”につながったことです。

 さて、私(山口)ですが、3回の“ぷちだがしや楽校”の内、1回でも拝見(参加・取材)できれば・・・と思っていましたので、きょう(11月29日)の第3回“ぷちだがしや楽校”については当初から拝見しようと思っていたわけではありません。
 ところが、8月29日の“第2回 ぷちだがしや楽校”が素晴らしかったこと、逆に気になったこともあったことから、本年度(平成27年度)最後となる第3回“ぷちだがしや楽校”を拝見することにしました。

 それでは早速、第3回“ぷちだがしや楽校”の模様をご紹介します。

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 きょうの横浜・戸塚は朝から晴れの天気です。午後になって薄雲が広がってきたものの、雨の心配は無しです。
 ただ、朝はさすがに寒い感じです。横浜アメダスでの朝の最低気温は7.2℃(06時23分:平年と同じ)です。午前9時でも9.3℃と10℃に達しておりません。米沢(山形県)とそんなに変わりない感じがしました。この気温で、どれだけの人が集うのか、少し心配になりました。
 それでも日中の最高気温は15.2℃(12時41分:平年より0.6℃高い)となり、動いている分には寒さは感じない程度になりました。寒そうにしている人はほとんどおらず、ホッとしました。

 

▼受付

  

 “ぷちだがしや楽校”は午前10時スタートです。スタート前から受付には行列ができています。きょうも大にぎわいになりそうです。

 

▼ハローワーク&引換所

  

 子どもたちは“ハローワーク”で『おしごと』を探します。おしごとには「小学生以上」と「幼児(保護者同伴)」の2種類あります。おしごとを探したら、カードを受け取って、20分間おしごとをします。おしごとが終わったら、おみせの人にサインをもらい、“ぷち引換所”に戻って、“ぷち”をもらいます。
 写真右では、女のお子さんが“ハローワーク”で受付の『おしごと』をしています。

 

 それでは mignon・エリアのおみせをご紹介します。
 はじめに、多目的ホールです。

 

▼こうさくブース かみねんどオブジェ

  

 “第2回 ぷちだがしや楽校”では“廃材工作(ペン立て・メガネ立て)”のおみせを出した Kaoru.O さん。今回は“かみねんどオブジェ”を作るおみせです。

  

 紙粘土をいろんな形にして、飾り付けをして楽しみます。要らなくなった積み木の上に紙粘土を乗せます。きょうもたくさんの人が集まっていました。

 

▼じっけんブース
 “第2回 ぷちだがしや楽校”では“実験(おりぞめは夢の世界)”のおみせを出した横浜市内に住むMさん。今回のおみせは“プラバンや:プラコップでプラ板を作ろう”です。

  

 プラバンは“だがしや楽校”だけでなく、遊びのイベントで広く見られるポピュラーな遊びですが、ここはチョイと違います。なんと、立体物であるプラコップやスプーン・フォークを使ってのプラバンです。レンジの中で形を変化させますが、最後はアクセサリー(板)になります。
 私が感心したのは、このような遊びのアイディアを生み出すMさんです。しかも、レンジの中で形が変化する様子をおもしろおかしく表現するMさんの子どもたち(大人も)を惹きつける力にも感心しました。
 私(山口)が「すごいですね」と言いますと、Mさんはあっさり「好きでやっていますから」と答えます。これこそが“だがしや楽校”です。完璧に脱帽です。

 

▼クリスマスリース
 “かにのまえあるき”による“クリスマスリース作り”おみせです。
 “かにのまえあるき”は、小学校や地域のイベントにおみせを出しているボランティア(任意)団体です。

  

 材料となったイチョウの葉っぱなどの草木は、実際に採取してきたものです。クリスマスシーズンですので、たくさんの子どもたちが、自分だけのクリスマスリースを作っていました。

 

▼フェイスペイント

  

 “第2回 ぷちだがしや楽校”に続いての出店です。“フェイスペイント”は今回も大人気で、最後までにぎわっていたおみせです。

 

▼マジック

  

 シリュウさんによる“パフォーマンスのおみせ”です。“第2回 ぷちだがしや楽校”では急遽のおみせでしたが、今回は予定されていたおみせということで、正装!でのパフォーマンスです。見事な手さばきに、子どもたちの目は釘付けです。

 

▼かみしばい

  

 “てんとうむし”による紙芝居のおみせです。・・・と思ったら、お子さんによる紙芝居口演が始まりました。なんでもありの“だがしや楽校”ならではの風景です。

 

 屋外で出ましょう。思ったほど寒くはないです。

 

▼バルーンアート

  

 剣(ソード)やお花のブレスレット、さらにはアンパンマンブレスレットもバルーンアートで作っちゃうおみせですが、子どもたちも一緒になってバルーンアートを作る風景は、やっぱり楽しそうです。

 そう言えば、きょうはバルーンアートを頭に乗せているスタッフさんが目立ちます。あるスタッフさんは私(山口)に「控え目にこんな格好をしています」と言います。
 どこが控え目???なんちゃって!!

 

▼ダーツ

  

 “第2回 ぷちだがしや楽校”とは的のデザインが少し違います。でも、キャラクター(硬いところ)をねらっちゃダメよ、は同じようです。

 

▼キャラクターすくい
 川上小学校放課後キッズクラブ(比護さん)が出したおみせは“キャラクターすくい”です。キャラクターは“ミニオン”です。

  

 “ミニオン”とは、2015年公開のアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・コメディ映画“ミニオンズ:Minions”に出てくるキャラクターのことで、『怪盗グルーの月泥棒 3D』(2010年)、『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013年)に登場していたキャラクターです。黄色のヘッドに大きな丸いメガネが特徴です。

 キャラクターと言えば・・・

 

◆ウナシー
 ジャーン!“ウナシー”登場で〜す!

  

 ・・・と言われても“ウナシー”ってなんでしょう。
 そこで“とつかのおもちゃ箱”で最近は“ひよこ”になっている神田さん(きょうは警備の役です)にお聞きしました。それでも、半分わかったような、わからないような・・・でしたので、戸塚区のホームページをご覧いただきましょう。これで“牛”はわかりましたが、“梨”がよくわかりません。神田さんは「“梨”も戸塚の名物」と紹介しましたが・・・。頭の上に乗っているのが“梨”です。
 おやおや、お仕事中のおまわりさんまで“ウナシー”に夢中です。
 ちなみに、そばで“ウナシー”の面倒を見ているのは中学生です。“ぷちだがしや楽校”では、中学生がお手伝いとして参加してくださいました。

 

 ここで『おしごと』の子どもたちを紹介します。写真の左から、おまわりさん、せんでんマン、ごみひろいです。

  

 

▼かたもみやさん

  

 “第2回 ぷちだがしや楽校”に続いての出店です。気持ち良さそうです。

 そう言えば、きょう(11月29日)の第3回“ぷちだがしや楽校”では、おばあちゃんたちも楽しんでいました。(下の写真)

  

 世代を越えたコミュニケーション、それが“だがしや楽校”です。

 

 このあとは、ケアプラザ・エリアのおみせをご紹介します。

 

▼にこにこコロッケ

  

 “第2回 ぷちだがしや楽校”に続いての出店です。
 東戸塚地区配食サービスの会による“にこにこコロッケ”です。平田牧場三元豚のひき肉入りです。いつもはアッという間に売り切れてしまうため、私(山口)は食べる機会がなかなかありません。でも、きょうは売り切れまで少し時間がかかりましたので、久々に食べることができました。美味しいです。

 

▼東戸塚地域活動ホーム ひかり

  

 “第2回 ぷちだがしや楽校”に続いての出店です。
 きょうも、日中活動で作っている手作り商品や、同じ施設内にある障がいを持っている人たちがパンなどを作っているパン工房で作ったクッキーやマドレーヌを販売しました。マドレーヌは早々に売り切れました。

 

▼ポップコーン

  

 キャラメル味のポップコーンです。mignon・エリアのおみせです。今回も受付でポップコーンの無料引換券がもらえます。

 

▼ぷち*カフェ

  

 こちらも mignon・エリアのおみせです。コーヒー&ココアのおみせです。

 おやおや・・・写真右に写っているのは、駄菓子総合研究所の酒井さんです。私(山口)も、酒井さんも、ここでお会いするとは思っていませんでしたので、お互いにビックリです。
 酒井さんは、駄菓子屋について研究しているという学生さんに“ぷちだがしや楽校”を見せたいということで、その学生さんと一緒にやって来たのです。酒井さんの話では、明日(11月30日)も別の学生さん(やはり駄菓子屋について研究しているそうです)から取材を受けることになっているそうです。
 こんなに学生さんが駄菓子屋に対して関心を持つことについて、酒井さんは「アナログに触れたことがない学生が、アナログ的駄菓子屋に興味・関心を持つのではないでしょうか」と話されました。

 

 “東戸塚地域ケアプラザ・おじさんボランティア助っ人隊”の人たちによる2つのお店です。

 

▼国産フランクフルト

  

 フランクフルトは炭火で焼きます。写真左は午前10時前、炭火をおこしている様子です。これはひと味違うフランクフルトです。

 

▼のみものはんばい
 紅茶や緑茶、それにあったかい甘酒を販売しています。やっぱり甘酒がよく売れていました。

   

 写真中と写真右は飲食スペースです。屋外ですが、ご覧のとおりのにぎわいです。

 

▼山形の玉こんにゃく
 “第2回 ぷちだがしや楽校”に続いての出店です。
 “第2回 ぷちだがしや楽校”の時には「実家は山形(山形市漆山)です」と言っていたおばちゃん。私(山口)の顔を見るなり、「私の先祖はこんにゃく屋だったことがわかりました」と言います。それによりますと、おばちゃんのお父さんの実家がこんにゃく屋です。その頃の住所は山形県東村山郡出羽村大字七浦です。屋号は“まるこぶんろく”(おそらく漢字表記かと思われますが、わからないため平仮名表記にします)です。この地区に1軒しかなかったこんにゃく屋です。おばちゃんのお父さんがおばちゃんを実家に連れていきますと、実家ではおばちゃんのことを「こんにゃく屋の孫」と言ったそうです。しかし、おばちゃんのお父さんはこんにゃく屋を継ぎませんでしたので、祖父の代で“まるこぶんろく”は潰えました。
 おばちゃんは、このことを最近知ったそうで、戸塚で玉こんにゃくを販売することに、「なんかの縁なのでしょう」をしみじみ話されました。

  

 それにしても、山形県東村山郡出羽村大字七浦とはどこなのでしょう。私も“出羽村”は初めて聞く地名です。
 出羽村は、1889年(明治22年)4月1日、東村山郡の漆山村・千手堂村・七浦村が合併して誕生しました。しかし、1954年(昭和29年)10月1日、山形市に編入され、消滅しました。私(山口)が2歳の時です。これでは記憶にあるはずもありません。
 出羽村はどこにあったのでしょう。キーワードは七浦です。現在は「山形市大字七浦」となっています。JR奥羽本線・南出羽駅付近です。山形市の中心部から北へ約5kmです。山形県立保健医療大学の北西側です。旧国道13号線(羽州街道)沿いに連なる昔からある集落です。
 またひとつ、勉強することができました。
 私も玉こんにゃくを買いました。昨日(11月28日)首都圏入りした私(山口)ですが、おばちゃんの玉こんにゃくは、懐かしい味がしました。

 

▼うどん おいものむしパン

  

 高齢者食事サービスグループ“りんどう”のおみせです。今回は、いつもの“うどん”に加え、“おいものむしパン”も販売しました。“うどん”は早々に完売です。この季節、あったかい“うどん”は美味しいです。

 

▼だがしやしなの

  

 おしまいは、駄菓子屋の紹介です。山田さん・松田さんによる“だがしやしなの”は、午後1時の“ぷちだがしや楽校”おしまいの時間まで、大にぎわいです。

  

 午後1時をすぎて、第3回“ぷちだがしや楽校”は無事におしまいとなりました。今回もアッという間の3時間です。
 多目的ホールには皆さんが集まり、美味しいカレーをいただきました。今回も“ぷちだがしや楽校”での心遣いを感じました。

  

 第3回“ぷちだがしや楽校”も素晴らしい“だがしや楽校”でした。
 今回は、第2回に比べますと、来場者数はやや少なくなりましたが、私(山口)などは、今回も「これでも“ぷち”なの」と思いました。それだけ多くの人が集った印象です。
 きょう(11月29日)の横浜・戸塚は、思っていたより寒くはありませんでしたが、この時期ですので、来場者はかなり少なくなるのではないか、と心配しました。また、今回だけ日曜日の開催です。土曜日と日曜日の違いが、どれだけ影響するのかも、注視したところです。これらのことを考えますと、「多くの人が集った」と言えるのではないか、と感じました。

 ただ、飲食関係のおみせの売れ方には、影響があったようです。
 いつもはアッと言う間に売り切れる“にこにこコロッケ”も完売まで時間がかかりました。同じことは“玉こんにゃく”のおみせでも、おみせのおばちゃんから話がありました。飲食関係のおみせでは、売れ方は気にしなければなりませんので、大変だったかもしれません。

 来場者がやや少なくなったことで、私(山口)は“第2回 ぷちだがしや楽校”よりは、ゆっくり見て回ることができました。
 子どもたちも『おしごと』にも『遊び』にもじっくり取り組んでいた印象です。午前10時(スタート)から午後1時(おしまい)までの3時間を“ぷちだがしや楽校”で過ごしたお子さんがいたほどです。
 きょうもお子さんたちの生き生きした表情が目に付きました。
 加えて、おみせを出した人たちも、生き生きとした感じがしました。皆さん、とても素晴らしかったです。中でも“プラバン”のおみせを出したMさんは、まさに“だがしや楽校”そのものであります。「お見事」というしかありません。“だがしやしなの”のにぎわいぶりも本物です。山田さん・松田さんの日頃の活動の素晴らしさを感じます。そのほかの皆さんも素晴らしかったです。

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 美味しいカレーを食べながら、終わりの会が始まりました。
 終わりの会では、主催者である mignon(ミニヨン)の高木さん(ミニヨン代表)、沖田さん、安藤さんが挨拶しました。
 挨拶では「きょうの来場者は受付を通った人で167名でした。それに約80名の人がボランティアで参加しましたので、総勢で約250名です」という報告があり、「私たち(ミニヨン)だけでは、これだけのことは出来ません。ボランティアの人たちの協力があって出来たことです。感謝です」というスピーチがありました。これが mignon(ミニヨン)としての純粋な気持ちなのでしょう。
 私(山口)も、この感謝の気持ちは大切にしたいと思います。

 でも、この挨拶の内容については、「本当の意味での“だがしや楽校”とは」を考えた時、また「来年も“ぷちだがしや楽校”を考えています(行いたいです)」という話をお聞きした時、少々考え込んでしまいました。

 繰り返します。挨拶の中で「ボランティアは約80名」という報告がありました。
 私(山口)が拝見した限りでは、「約80名とは、おみせを出した人も含まれる」とみました。

 “だがしや楽校”に参加するとは、特に“だがしや楽校”でおみせを出すということは、“ボランティア”という言葉を越えた何かがあります。それはなんでしょうか。

 きょうの“ぷちだがしや楽校”で気になったことがあります。
 例えば、おみせに対して、“こうさくブース”というように“ブース”という言葉を使っていたことです。“ブース”とは、物理的に仕切ったある一角のことを指す言葉です。“ブース”には仮に設営した小屋・売店という意味もありますが、いずれにしても“だがしや楽校”においては、少々違和感がある言葉です。

 “だがしや楽校”では“おみせ”または“みせ”と言います。
 この“みせ”には、『見せ(る)』と『店(Shop)』という2つの意味があります。
 “だがしや楽校”とは、自分が「好き」なこと、「得意」とすることなどを『見せ(る)』場であります。すなわち、自分の持ち味を生かす場です。あるいは、自分が「楽しい」と思うことを表現する場です。人は、楽しそうにしている“おみせ”に集まります。これが“だがしや楽校”の原点であり根幹です。
 それを『店(Shop)』という形で表現します。“おみせ”で楽しく過ごしますと、人はその“おみせ”(の人)を応援したくなります。そこで何かが動きます。これが本来のビジネス(商売)の原点です。
 すなわち“だがしや楽校”とは、社会の仕組みを学ぶ場でもあるのです。学校教育に対する社会教育の場です。それは、地域・社会とは、人々はお互いに支え合いながら生きていることを学ぶ場でもあるのです。

 このように考えますと、“だがしや楽校”で“おみせ”を出す、ということは、本当の意味での「自らの行動」と言えます。だから、「“ボランティア”という言葉を越えた何かがあります」と申し上げたのです。

 繰り返します。挨拶で「ボランティアの人たちの協力があって出来たことです。感謝です」というスピーチがありました。これはこれで、とても大切なことです。
 でも、mignon(ミニヨン)として、来年以降も“ぷちだがしや楽校”を続けるのであれば、おみせを出した人たちとは、「協力する」「協力される」という関係を越えた関係(人と人とのつながり)を構築していくことを考えていただきたいと思ったのです。
 すでに mignon(ミニヨン)と“おみせ”を出した人たちとの間に、申し上げたような関係が構築されているのかもしれませんが、挨拶をお聞きした限りでは、そこまではいたっていないのではないか、と推測した次第です。なぜなら、皆さんを「ボランティア」というひとつの言葉だけで表現したからです。
 “だがしや楽校”は、主催者が mignon(ミニヨン)であっても、やっぱり「みんなで行うもの」「みんなで創り上げるもの」なのです。“ぷちだがしや楽校”が長続きするかは、ここにかかっているのではないか、と思います。

 私(山口)は、戸塚では(沖田さんが挨拶で話された)「地域の力」は、すでに育まれていると思っています。だから、戸塚は日本で最も“だがしや楽校”が活発な地域のひとつになっているのです。
 そう思った時、繰り返しますが、mignon(ミニヨン)の人たちも、おみせを出す人たちも、いろんな形でお手伝いする人たちも、そしてそこに集う人たち(来場者)も、それぞれの立場という垣根を取っ払い、みんなで創り上げる“ぷちだがしや楽校”を築きあげることができれば・・・と感じた次第です。

 “だがしや楽校”に「やり方」「ルール」はありません。なんでもありです。融通無碍・優柔不断です。だからこそ、その根幹になるところは、しっかり押さえなければなりません。土台がしっかりしているから、“だがしや楽校”は、なんでも出来るのです。
 このことを、頭の隅っこで結構ですので、ちょっと考えていただければ・・・と思ったのであります。

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 今年(2015年)を振り返って、私(山口)にとっての最大の出逢いは、やっぱり“ぷちだがしや楽校”です。
 年明けの時点ではまったく承知していなかった“ぷちだがしや楽校”との出逢いによって、今年は何度か首都圏に足を運ぶことになりました。そのたびに新たな出逢いがあり、交流を深めることができました。
 というわけで、“ぷちだがしや楽校”に対して、また“ぷちだがしや楽校”に関わったすべての人たちに対して、さらには横浜・戸塚の皆さんに対して、心より感謝を申し上げます。
 ありがとうございました。

 

第2回 ぷちだがしや楽校:2015年8月29日 

 

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