おきたまラジオNPOセンター・ひとりごとダイアリー

 

しゃぼん玉だがしや楽校 @ 児童会館こどもの日

第2回 置賜子どもアートイベント

 

2016年5月5日(木曜日:こどもの日曇り 午後一時差し 夕方晴れ時々曇り晴れ

 こどもの日の私は、行動パターンがすっかり定着しました。午前中は、米沢市児童会館での“こどもの日”イベントです。午後も定着しそうです。昨年(2015年)が第1回だった“置賜子どもアートイベント”は、きょう第2回が開催されたからです。主催者は「これからも続けていきたい」と語っております。
 普段も子どもたちと接する機会が多い私です。こどもの日は、ますます楽しい1日になりそうです。

 

【しゃぼん玉だがしや楽校 @ 児童会館こどもの日】
 松が岬公園に隣接する米沢市児童会館で、今年も“こどもの日”イベントが催されました。今年のプログラムはこちらをご覧ください。
 米沢市児童会館は、お堀端・南側に位置します。上杉神社・本殿からも、ごく近いです。赤い太鼓橋である菱門橋の袂です。
 なんと言っても、目玉はプラネタリウムです。

 さて、米沢市児童会館の“こどもの日”イベントでは、今年もNPO法人学童保育所しゃぼん玉クラブ(米沢市)による“しゃぼん玉だがしや楽校”が開かれました。この“だがしや楽校”も、“こどもの日”イベントではすっかり定着しています。

 それでは、児童会館“こどもの日”の様子をご紹介します。

 

▽ボールプール(フワフワアニマルランド)

   

 

▽バルーンアート

   

 この方とは最近、避難者支援センター“おいで”にて何度かお会いしました。米沢市の方です。

 

▽折り紙・・・市民グループ“ゆびっこ”

   

 

▽わたあめ

   

 

▽ミニSL・・・山形県立米沢工業高等学校機械生産類工業クラブ

  

 きょうも大人気で、いつまでも順番を待つ子どもたちの行列ができていました。

 

▽作って遊ぼう・・・

   

 パネルシアターなどみんなで楽しむ時間もありました。

 

 このあとは、“しゃぼん玉だがしや楽校”の様子をご紹介します。おみせは4つです。

 

▼シュシュ

   

 

▼コルクストラップ

   

 

▼紙コップけん玉

   

 

▼輪投げ

    

 はじめはお天気の関係でしょうか、出足が鈍かったです。それが雨の心配が無くなったためでしょうか、午前11時前には、例年どおり、大勢の子どもたちが集まり、大盛り上がりとなりました。

 地域とのつながりを大切にしている学童保育所しゃぼん玉クラブと、その活動を評価している米沢市児童会館の取り組みが合致したことで、今年も“しゃぼん玉だがしや楽校 @ 児童会館こどもの日”は、楽しさいっぱいでした。


【第2回 置賜子どもアートイベント】
 第2回“置賜子どもアートイベント”(主催:置賜子どもアートイベント実行委員会「同盟まる」)が、きょう(5月5日)、米沢市・北村公園にて開かれました。

 開催の1週間ほど前、主催者のひとり、吉田祐子さんから案内をいただき、1年前の5月5日に開かれた第1回“置賜子供アートイベント”をこちらを見ながら思い出してみました。そして、その時には、開催の数ヶ月前に、吉田祐子さんから、会場(場所)について相談があったことを思い出しました。その相談で、私が紹介した場所は、北村公園です。
 さて、第1回“置賜子供アートイベント”開催までの経緯については、こちらをご覧願います。主催者である吉田祐子さんと甘木龍史さんの出会いなどを紹介しています。
 あれから1年です。早いものです。
 この1年間で変わったことは、吉田さんが活動拠点を鶴岡市から天童市に移されたことです。

 それでは、第2回“置賜子どもアートイベント”の様子をお伝えしますが、今回はチラシもご紹介します。
 チラシを拝見して、スタッフの人たち(仲間)が増えたことに気が付きました。輪が広がっていると感じました。

 雨予報もあり、心配された天気ですが、雨は降らずに済みました。ただ、時より風が強かったです。雲の多い天気で、不安定な天気でした。たまに日が差すと、参加者からは歓声があがっていました。

  “しゃぼん玉だがしや楽校 @ 児童会館こどもの日”対応が終わってから会場の北村公園に向かいましたので、会場に着いたのは、午後1時をすぎていました。すでに、開会のオリエンテーションが始まっていました。
 私が着いた時には、吉田さん・甘木さんが自己紹介をしていました。そのあとは、スタッフの紹介です。
 昨年もお会いした上山市で人形作家として活動を行っている方は、今回もスタッフとして参加しています。現在は山形市で活動しているそうです。
 米澤すずめ衆「毘龍」の方もスタッフとして参加していました。米澤すずめ衆「毘龍」については、この“ひとりごとダイアリー”にも時々登場しています。最近では、3月11日の“東日本大震災復興祈念事業(米沢会場):復興のつどい・追悼式”に参加しています。

 初めてお会いしたのは、ぷろぺら商店(南陽市)のお二人です。
 お二人とは、似顔絵を描いている手塚さんと、焼き物“えぼし窯”を行っている鈴木さんです。鈴木さんにインタビューしました。
 ぷろぺら商店では販売をしています。工房で制作したものを販売しています。ぷろぺら商店の場所はハイジアパークの脇です。ぷろぺら商店を始めて5年ほどです。
 “置賜子どもアートイベント”に参加するきっかけは、友だちがスタッフとして参加している関係で、その友だちから誘われたこともあったからです。(鈴木さんたちも、スタッフの方々とは、お仲間だったようです)
 (私の「子どもたちとの関わりに慣れているようですが?」という質問に対して)中学生か高校生の時に、子どもたちを遊んだ経験があります。

 今年もサブテーマは、1年前と同じ『KAIHOU~解放~』です。
 コンセプトは、1年前が『ココロとカラダを解放して、大きなキャンバス(布や紙)に思いっきり書と絵をかこう!』だったのに対し、今回は『ココロとカラダを解放して、ダンボールのひみつ基地に思いっきり絵や書をかこう!』です。

 吉田さんらスタッフの人たちの遊び方の紹介があり、いよいよスタートです。
 
 それでは、その様子を写真でご紹介しましょう。
 1つ1つの写真に対して、説明(コメント)はしませんので、自由に感じてください。

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

 いかがでしたでしょうか。
 吉田さんたちによりますと、第2回ということもあって、1年前より多くの申し込みがあったそうです。米沢市内からの参加のほか、米沢以外からの参加者も多く、遠くは新庄市からの参加もありました。
 私は参加者数人に「このイベントは何で知りましたか?」と尋ねますと、「チラシを見て知りました」という答えでした。ここで私が注目したのは、参加された人たちが「知った」から「参加してみよう」と思ったことです。

 ある参加者は、笑顔で「家では、このようなことはできません」と言います。これもひとつの『KAIHOU~解放~』です。
 遊びながら、次のような意味合いの会話が聞こえました。その会話とは「最近、世の中ギスギスしています。それは学校でも・・・」です。つまり、子どもたちの周りもギスギスしている・・・ということです。
 これは、私も心配していることです。
 人(子どもたち)の本当の成長とは、遊びで育まれます。学校教育を否定するわけではありませんが、今の学校教育は、本当の意味で子どもたちのためになっているのでしょうか・・・という疑問を常に持っております。
 忙しすぎる現代の子どもたち。このため、遊びを通しての成長が少なくなります。結果、大人になった時、つらい思いをするのは、子どもたち本人です。
 現代社会を見た時、本当の意味での『プロ』が少ない、と感じております。それは、どうしてなのでしょうか。子ども時代に於ける「何か」が欠如しているからです。それが、学校教育や塾では得られないものです。

 だからこそ、“置賜子どもアートイベント”の場が必要なのです。
 『KAIHOU~解放~』とは、子どもたちの無限の可能性を引き出すことです。

 そんなことを思いながら、そして自分に言い聞かせながら、子どもたちの様子、そしていっしょになって遊ぶ人たちの様子を拝見したのでした。
 そして、終わった時に感じたのは、純粋に「楽しかった!」です。

 1年後の“置賜子どもアートイベント”を楽しみにしましょう。


 

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