おきたまラジオNPOセンター・ひとりごとダイアリー

 

2023年11月3日(金曜日・文化の日晴れ 朝場所により

【田麦野!!展】
 きょう(11月3日)から開催の“田麦野!!展”(チラシ裏面はこちら)を観にいきました。
 天童市田麦野地区の中心部は、天童市街地の中心部から東へ7kmあまりですが、移動距離では10kmあまりです。山間の小さな集落です。そこに“だがしや楽校”で知り合ったYさん(当時は東北芸術工科大学の学生)たちが“みつけたむぎの”という活動を展開したことがきっかけで、私も田麦野を訪問するようになりました。関東地方のYさんは卒業後も山形県内で活動、現在は田麦野に住み着いています。今回の田麦野!!展ではYさんが中心的役割を果たしました。ただ、急用で参加できなくなりました。私もお会いすることを楽しみにしていましたので残念ですが、やむを得ないです。

  

 チラシのとおり、まずは交流施設さとやま(上の写真左)に行きました。元は保育園だった施設です。そこでDさんとお会いすることができました。現在地域おこし協力隊として活動しているDさんとお会いするのは久しぶりです。今回の田麦野!!展では主催者を担いました。
 私が着いた時、Dさんはマスコミ対応でしたが、そのあとはゆっくり話すことができました。お若い女性ですが、とても落ち着いた方で、お考えもしっかりしています。魅力的な方です。

  

 今回が初めての田麦野!!展。展示されている作品等を拝見して感じたのは、地域の人たちが、幅広い分野で、作品を制作したり、活動していることです。これまで“みつけたむぎの”での展示などは拝見してきましたが、地域の人たちの作品までは観てこなかったことに気付いたのです。展示の内容は、写真やドローンでの動画など実に幅広いものです。
 これについてDさんは「これまで地域の人たちの作品や活動を紹介する機会がなかったため、企画しました」と話されました。どうやら、公民館やコミュニティセンターで開かれている文化祭をイメージすれば良いようです。

  

 展示されているものを拝見して思ったのは「田麦野にはこんなに素晴らしいものが数多くある。なんにも無いなんて、とんでもない」ということです。
 Dさんと話し込んでいるうちに思ったことがあります。それは、田麦野のような地域で出てくる話は、人口減少とか高齢化であり、その地域は将来存続できるか・・・ということばかりです。でも私は、そんな視点だけで考えたのでは、解決策には限りがあると思うのです。そして、今の社会情勢や世界の情勢を見た時、田麦野のような地域こそが力を発揮すると思うのです。
 今の日本は、あまりにも世界の情勢に振り回されています。また、経済優先社会は、自然災害を誘発しています。伝えられるニュースは、不安をあおるものばかりです。
 こんな世の中だからこそ、田麦野のような地域が重要になります。なぜなら、田麦野のような地域は、その中で完結できる可能性が高いからです。つまり、外部要因に振り回されることは無い、と思うのです。さらに、田麦野では自然災害も少ないそうです。東日本大震災でも影響は少なかったと言います。都会で大混乱している間に、これからは、田麦野のような地域が強(したた)かに生き延びるのです。言い過ぎでしょうか。
 とにかく、視点・視野を広げることです。

 田麦野!!展の会場は4か所です。2か所目は良孝庵です。旧武田良一邸という古民家です。さとやまからは歩いて移動です。天気は快晴。気温は20℃を遥かに超えています。11月なのに、シャツ1枚でちょうど良いです。

  

 ここでは出展者の作品を販売しています。私はDさんの手ぬぐいを買いました。また、下の写真左のクッキーや田麦野の棚田米も買いました。下の写真右は、棚田米のおにぎりと豚汁・梅干し・漬物の試食です。棚田米はふっくらとして旨味がありました。美味しかったです。また、地元の人たちの温かみのある対応に、とても癒されました。

  

 3か所目はぽんぽこです。ここは、いつも訪れている場所で、常設展示の“みつけたむぎの”の作品や活動などを中心に展示しています。ここでは3階から見る田麦野の景色(下の写真右)も楽しみです。田麦野も紅葉です。ぽんぽこ入口のカエデが真っ赤です。

  

 4か所目は旧バス停です。昔はバス路線があったということです。中に展示されていたのはDさんの作品(下の写真右)です。

  

 これで4か所すべて巡りました。それぞれの場所で、Dさん制作の消しゴムハンコをスタンプラリーの用紙に押して、さとやまにてスタッフに提示しますと、なんと!棚田米がもらえます。

 私にとって年に1回ほどしか来ていない田麦野ですが、なんとなく居心地が良いのであります。そして、また訪れるのが楽しみになりました。Dさん、そして田麦野の皆さん、ありがとうございました。

 

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