だがしや楽校ひとりごとダイアリー
2012年8月4日(土曜日)晴れ一時曇り 【だがしや楽校@えくぼサマーフェスティバル with 福井の若者たち】 南陽市では青年教育に力を入れており、数多くの青年グループが、まちづくりや地域活性化などを目的に活動しています。コンペティションを開き、青年グループが報告することで、市民に浸透する仕組みもあります。コンペティションでは市民も審査に参加できるからです。 その福井県の若者たちがきょう(4日)、南陽市を訪れました。南陽市の若者と意見交換や交流活動を行うためです。一行は“ふくい若者チャレンジクラブ”の若者16名に福井県(県庁)の人たちが同行しました。 さて、“夏休み!えくぼサマーフェスティバル”では“縁日・だがしや楽校”が開かれることになり、“志立だがしや楽校”のメンバーに加え、“だがしや楽校”仲間のIshiさん(中山町)と私(山口)もおみせを出すことになりました。 午前9時すぎ、私がえくぼプラザに到着しますと、南陽市社会教育課の嶋貫さんを中心にミーティングが開かれているところでした。Ishiさんも到着しています。 午前10時30分、フェスティバルが始まりますと、大勢の子どもたちが集まりました。オープニングで、南陽宣隊アルカディオンが登場し、フェスティバルの概要を紹介するという工夫も見られました。
昼12時30分からの“南陽宣隊アルカディオンショー”は、写真のように大人気。子どもたちからは「がんばれ!」と応援の声があがっていました。福井の若者たちも注目して観ていました。特にきょうは、5人目のメンバー・アルカイエローお披露目の場となり、さらに盛り上がりました。
Ishiさん(東北芸術工科大学)らのおみせは、寒天を使った遊びです。水の中での寒天の感触は気持ち良さそうです。色の付いた寒天をいろんな形にしました。
“志立だがしや楽校”もメンバーも、いろんなおみせを出しました。その内、写真は“似顔絵”と“ネイルアート”のおみせです。“似顔絵”屋さんでは、本業の美味しいパンも販売していました。
誰でもお家で簡単にできる遊びの提案としての“まんからゲーム”ですので、私は極力シンプルなルールにしました。そうしたら、子どもたちにも大受けで、何回も繰り返して遊んでいるお子さんがいるほどでした。おとうさん・おかあさんたちも「おもしろいです」と感心してくださいました。シンプルにすることで、奥深さにもつながりました。また、大逆転の場面を作り出すこともできました。
“まんからゲーム”は、福井の若者にも大受けでした。意外なおもしろさにビックリしていたようです。もちろん私は、福井の若者への“だがしや楽校”広報活動は怠りませんでした。
福井の屋台では、福井名物・鯖寿司が振る舞われました。また、山形の芋煮を振る舞う福井の若者たちの姿もありました。芋煮は、南陽と福井県との若者たちが、いっしょになって作りました。一足お先の芋煮でしたが、暑い中でも、とても美味しかったです。 “だがしや楽校@えくぼサマーフェスティバル with 福井の若者たち”は、午後2時で終了しました。暑さの中で大変でしたが、時より涼しい風も吹き、熱中症にもならず、楽しい時間を過ごすことができました。 変わって、夜は真面目に(?)福井と南陽の若者たちによる意見交換会です。意見交換会では、それぞれのお国自慢、青年・若者グループの活動報告などが双方からありました。そして、グループ活動について、活動のよびかけ・活動資金の調達・地域住民との関わり・他団体とのつながり・活動への人の取り込みの5項目について意見交換しました。 「こんな会で学びにつながるのか」という意見もあるでしょうが、私は「だからこそ大きな学びがあった」と感じております。同じ目線の人たち同士による、意見交換・サポート・支え合いの方が、大きな学びにつながることが多いからです。 5つの項目については、もう少し整理された方が良かったのではないか、とも感じました。 とは言え、南陽市の青年たちを中心にした活動・取り組みの素晴らしさを、あらためて感じることができたのは、私にとっても大きな収穫です。そして、何より、普段は聴くことができない福井の若者たちの生の声を聴くことができたのは、大きな学びになりました。 “ふくい若者チャレンジクラブ”の一行は、明日(5日)は高畠町の商店街を訪ねます。そのあと、山形市の若者たちと交流を行い、夜は山形市で開かれる花笠祭りに、踊り手として参加することになっています。
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