だがしや楽校ひとりごとダイアリー

 

2012年11月3日(土曜日文化の日晴れたり曇ったり一時 夕方から晴れ

【しゃぼん玉だがしや楽校@西部コミセン地区文化祭】
 山形県米沢市・西部コミュニティセンターで“西部地区文化祭”が開かれました。
 この時期山形県内では、それぞれの自治体が開設している公民館やコミュニティセンター(公民館から名称を変えたもの)にて、地区文化祭・公民館祭り・コミセン祭り・地区祭などと称して、地域の住民が参加してイベントが開かれています。米沢市・西部コミュニティセンターも毎年この時期、“西部地区文化祭”を開いています。
 この“西部地区文化祭”では、これまた毎年恒例になりましたが、NPO法人学童保育所しゃぼん玉クラブによる“しゃぼん玉だがしや楽校”が開かれます。そこで、その様子を取材に、西部コミュニティセンターへ出掛けました。
 なお、学童保育所しゃぼん玉クラブでは1週間前にも、愛宕地区の学童保育所にて“しゃぼん玉だがしや楽校”を開きました。きょうは、西部地区にある学童保育所の指導員と子どもたちによる“しゃぼん玉だがしや楽校”です。

 西部コミュニティセンターに着いて、まず私の目に止まったのは、真っ赤な紅葉です。西部コミュニティセンター前の歩道に植えられているのですが、見事な紅葉です。

  

 “西部地区文化祭”では、屋外に飲食屋台が並びました。(下の写真左)
 また、建物内では、生け花や書道などの作品が展示されていたほか、市民団体の活動発表コーナーも設けられていました。かつて私がお世話になったことがあるSさんが所属する演劇グループは、演劇発表の模様をビデオで紹介していました。

  

 私が注目したのは、子どもたちのための遊びや体験コーナーです。上の写真右のとおり、大にぎわいです。Sさんたちはバルーンアートです。ほかには、スライムや絵手紙などのコーナーが設けられていました。
 下の写真左は、羊毛でボールつくりです。また、下の写真右は、くつしたでお人形つくりです。

  

 それでは、“しゃぼん玉だがしや楽校”を見てみましょう・・・と思いながら外をみますと、虹が出ていました。きょうの米沢は、天気は回復したものの、時より西から強い風が吹き、その風に乗って雨も降りました。それで虹が現れたのです。

  

 写真は“しゃぼん玉だがしや楽校”が開かれた西部コミュニティセンター・2階の和室から撮影したものです。きれいなアーチが見えました。

 きょうの“しゃぼん玉だがしや楽校”は、4つのおみせです。

▼シュシュ

  

▼エコカー

  

 ペットボトルやストローなどを使って車を組み立てます。私は初めて見る遊びですが、学童ではすでに遊んでいるのでしょう。子どもたちは、作ったエコカーを、走らせていました。

▼プラバンアクセサリー

  

▼輪投げ・・・遊んだ人には、飴玉のプレゼントです。

  

 写真のとおり“しゃぼん玉だがしや楽校”も大にぎわいです。あまりの人気ぶりに、シュシュは途中で材料が無くなってしまうほどでした。
 学童に通う子どもたちも指導員にまじって、おみせのスタッフとして大活躍です。子どもたちにとっては、地域の人たちと触れ合う良い機会になっていました。

 放課後学童クラブでは、利用する子どもとその家族など、関係者のみのコミュニティになりがちで、地域との関わりが課題とされています。いかに地域に開かれた放課後学童クラブであるかが課題なのです。
 学童保育所しゃぼん玉クラブでは、“だがしや楽校”を通して地域に開かれた学童保育所を目指しており、1週間前の“しゃぼん玉だがしや楽校”、そしてきょうの“しゃぼん玉だがしや楽校@西部コミセン地区文化祭”は、その趣旨の下に開いたものです。

 

HOME