だがしや楽校・ひとりごとダイアリー

 

2014年9月20日:丹波恵子&ゆき彦ライブ@山王ナイトバザール

2014年9月21日:丹波恵子&ゆき彦&だがしや楽校 @ 環境フェアつるおか 2014

2014年9月21日:スポーツごみ拾い

 

2014年9月20日(土曜日)鶴岡の天気:晴れ

【丹波恵子&ゆき彦ライブ@山王ナイトバザール】
 第125回“山王ナイトバザール”が山形県鶴岡市の山王商店街にて開かれました。
 今夜の“山王ナイトバザール”は“SANNO MUSIC STREET:山王ミュージックストリート”(主催:山王商店街振興組合、山王ナイトバザール実行委員会)です。音楽が主役です。参加したのは11組です。その内の1組が“だがしや楽校”仲間の「丹波恵子さん・ゆき彦さん」です。
 2人が鶴岡で演奏するのは久々です。数年ぶりです。丹波さんは今年に入って私に「また鶴岡でやりたいね」と言っていましたので、グッドタイミングです。そのためでしょうか、丹波恵子さんは私に「鶴岡で演奏することになりました。ゆき彦さんも一緒です」と嬉しそうに連絡してきました。「それでは・・・」ということで、私も鶴岡まで遠征することにしたのです。
 私にとっては今年2回目の“山王ナイトバザール”です。ただ9月の“山王ナイトバザール”はほとんど取材したことがありません。もちろん音楽主役の“山王ナイトバザール”も初めての取材です。楽しみです。
 丹波恵子さんとは昨夜も山形市で一緒でしたが、今夜もライブの様子をビデオで撮影することにしました。

 丹波さんと阿部さん(阿部久書店、NPO法人公益のふるさと創り鶴岡、山王商店街、だがしや楽校だがしや倶楽部)からは、1週間前に静岡で開催された“だがしや楽校”についての報告をいただきました。
 これは杉並の方が中心になって開いたもので、杉並・横浜・静岡・大阪から“だがしや楽校”仲間が集いました。阿部さんからは「めだか屋さんと会いました」という報告がありました。静岡市清水区にある“めだか屋さん”は私も訪問したことがあります。お元気だったそうです。

 話が脱線してしまいました。今夜の様子をご紹介します。
 阿部さん宅(阿部久書店)に行きますと、阿部さんから「村上市のKさんが来ます」という話がありました。“山王ナイトバザール”では、時々村上市のおみせが開かれます。村上市と庄内地方は(私も何度か参加したことがある)広域連携でつながっています。
 阿部さん宅でお会いしたのは、川内政明さんです。村上市から来られました。川内さんも“SANNO MUSIC STREET”の参加者です。しかも、あの寺内タケシのバンドで演奏したこともあるというプロ級のギタリストです。本業は写真家ですが、どうやら本格的なギター演奏が聴かれそうです。
 演奏の前に、川内さん・阿部さん・丹波さん・ゆき彦さん・それに私の5人でとりあえずは腹ごしらえです。右上の写真は、食事中で撮影したものです。左から丹波恵子さん、川内さん、ゆき彦さんです。丹波さんのサイトにも掲載されています。

  

 上の写真は阿部久書店内で行われた川内さんの演奏の様子です。昔懐かし寺内節さく裂です。レパートリーも広く、民謡をアレンジした曲まで演奏していました。まさに本物です。

 ここまで川内さんご紹介しましたが、“山王ナイトバザール”の様子をご紹介します。

  

 このところ、夜になると肌寒い米沢ですが、鶴岡は夜になっても暖かいです。すっかり定着している“山王ナイトバザール”です。大勢の人出です。大にぎわいです。

 いつも“だがしや楽校”が開かれている場所では、ビンゴゲームや“だがしや楽校”仲間・中村さんによる創作紙芝居が行われていました。

  

 中村さんは私に「10月、横浜の“だがしや楽校”に行くことになりました」と話されました。横浜の“だがしや楽校”仲間・Tさんからの案内によるものです。だがしや楽校コーディネーターを自負する私としては、その後も交流が続いていることに喜びを感じます。

 いくつか音楽関係を見ることができました。
 下の写真左は山田修グループです。鶴岡市内で活動しているスタンダードジャズを演奏する仲間たちだそうです。プロ顔負けの本格的な演奏です。ジャズ関係では、MJK鶴岡モダンジャズ研究会の演奏もありました。こちらは、この“ひとりごとダイアリー”でも何度か演奏風景をご紹介しています。鶴岡はジャズ好きな人が多いようです。

  

 上の写真右は『&U』(アンドユー)です。酒田市から駆け付けられましたが、“山王ナイトバザール”には時々出演しています。今年5月の“山王ナイトバザール”でも出演し、この“ひとりごとダイアリー”にて演奏風景を紹介しています。2人によるフォークユニットです。結成3年目だそうです。この夏、ユニット名を“宇野雄一郎&歌い人有希”から『&U』に変更しました。
 演奏が終わった丹波さんが声をかけました。私も「いつか一緒に演奏できれば良いな〜」と思いました。

 一角から大音量のパーカッションの音が聞こえてきました。Gongue Ranquistas(ゴンゲランキスタ:右の写真)という庄内地方で活動しているサンバチームです。凄い迫力で、その音は遠くまで響き渡りました。
 ただ、阿部さんから「失敗したかな」というセリフが聞かれました。私もそう感じました。
 大音量は“山王ナイトバザール”はふさわしくないです。特に問題だったのは、歩道いっぱいを使ってパフォーマンスしたことです。このため、見ている人が車道にはみ出してしまいました。
 “山王ナイトバザール”は歩行者天国ではありません。それが良い意味での特徴です。その特徴を壊すようなパフォーマンスは・・・(?)です。これは山王商店街だけの問題ではなくなってしまうのです。だから、私も心配するのです。
 阿部さんは「場所を間違えました」と反省されましたが、私からしますと、Gongue Ranquistas に対して強く反省を求めたいです。事前の調査(下見など)をされなかったのでしょうか。

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 ここまで、丹波さん・ゆき彦さんライブの合間に見て回った“山王ナイトバザール”の様子をご紹介しまました。
 丹波さん・ゆき彦さんライブは“さんのう夢ほっと”の南隣り、真島医院・お花畑です。私がビデオカメラの調整を行っていますと、肩をたたかれました。振り向きますと“だがしや楽校”仲間で、東北芸術工科大学・同大学院OGのYさんがいました。Yさんとは今年5月(南陽市)以来の再会です。関東地方出身ですが、現在も鶴岡市を拠点に活動しています。Yさんとの積もる話でも盛り上がった私です。

  

 丹波さん・ゆき彦さんライブは“さんのう夢ほっと”の南隣り、真島医院・お花畑です。
 第1部は午後7時すぎから8時前まで、思ったよりも長い時間のライブでした。丹波さんは演奏前に「“山王ナイトバザール”を見て回りたいので・・・」と言っていましたが、乗ってしまったようです。そう言えば、丹波さんは「ライブ中、学生時代にお世話になった人たち(2人)とも再会できました」と嬉しそうに話していました。

  

 第2部は午後8時30分からです。第1部と第2部の間に、私は先にご紹介した“山王ナイトバザール”の様子を見て回ったのであります。
 第1部では2人のオリジナル曲が中心だったのに対し、第2部では“つどう街”など“だがしや楽校”に関係する曲が中心でした。そして、ライブの最後はみんなで“つどう街”を歌い踊りました。(右の写真)
 久々の鶴岡でのライブとは思えないほど和気あいあいのライブでした。

 ライブが終わる頃、時刻は午後9時近くになっていました。今夜の“山王ナイトバザール”はおしまいです。
 ただ、今夜の“山王ナイトバザール”はおしまいの時刻が近づいても、まだまだにぎやかです。音楽に包まれ、最後まで盛り上がった“SANNO MUSIC STREET:山王ミュージックストリート”でした。


2014年9月21日(日曜日)鶴岡の天気:晴れ日中一時多少の浮かぶ

【丹波恵子&ゆき彦&だがしや楽校 @ 環境フェアつるおか 2014】
 “環境フェアつるおか”は毎年、NPO法人“公益のふるさと創り鶴岡”が“だがしや楽校”を開いていることから、私は何度も取材・見学・参加しており、5月の“つるおか子どもまつり”と同様、私にとっては馴染みのイベントのひとつです。
 ただ、“環境フェアつるおか”は例年、9月の第4日曜日あるいは9月の最終日曜日に開かれていますので、まさかきょう(9月21日)の開催とは思いもよりませんでした。とは言え、これは私の「思い込み」と「情報収集不足」です。反省です。

 阿部さん(阿部久書店、NPO法人公益のふるさと創り鶴岡、山王商店街、だがしや楽校だがしや倶楽部)から丹波恵子さん・ゆき彦、そして私に“環境フェアつるおか 2014”の話があったのは昨夜のことです。その際、丹波恵子さん・ゆき彦には「“環境フェアつるおか 2014”でもライブをしていただきたい」という話がありました。急な話ですが、2人が快く引き受けました。これも「なんでもあり」「融通無碍」である“だがしや楽校”ならではの話です。
 というわけで、きょう(9月21日)は「米沢へ戻るだけ」と思っていた私も、取材&ビデオ撮影などを行う活動日になりました。

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 “環境フェアつるおか”は今年で第16回目です。主催は環境つるおか推進協議会、共催は鶴岡市と山形県地球温暖化防止活動推進センターです。環境をテーマにした大規模なイベントは、山形県では“環境フェアつるおか”だけと言えます。イベント性を持たせ、楽しみながら、遊びながら、体験しながら、環境のことを「知る」「学ぶ」催しは、山形県では「ほかに類をみない」と言っても過言ではありません。
 “環境フェアつるおか”の実行委員長である小谷卓さん(環境つるおか推進協議会会長、鶴岡工業高等専門学校名誉教授、庄内地域地球温暖化対策協議会会長)には、私も“だがしや楽校”でお世話になっています。再会を果たすことができました。

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 今朝の鶴岡は朝日がまぶしいほどの快晴です。絶好のイベント日和です。
 丹波恵子さん・ゆき彦、そして私の3人は“環境フェアつるおか 2014”へ持って行く荷物を準備するため、公益のふるさと創り鶴岡などの事務所が入っている“月の山”(山王商店街)へ立ち寄り、阿部久書店でひと休みしたあと、私が2人を先導する形で、会場の小真木原総合体育館に向かいました。
 着いたのは午前10時頃でしたので、オープニングイベントは終わっていました。ライブのための機材や阿部さんから依頼された“だがしや楽校”用の備品を、体育館・第1多目的ホールに搬入しました

 “環境フェアつるおか”でのライブは、過去には第1多目的ホールで行っていました。しかし、きょうは急所の話ですので、第1多目的ホールではライブを行うスペースがありません。それで、ライブ場所の検討です。まさに、ぶっつけ本番です。

 その間、私は“環境フェアつるおか 2014”の会場を見て回りました。しかし、あまりにもたくさんのおみせ・ブース・展示・ワークショップがあるため、見て回ったのは全体のごく一部です。

 私が“環境フェアつるおか 2014”の資料を確認していますと、ある人から声をかけられます。声をかけてくださったのは、松浦彩さん(右の写真)です。
 2011年10月の“だがしや楽校全国寄り合い 2011 子どもサミット”以来の再会です。あれからまもなく3年が経ちます。私のことをよく憶えていてくださったものです。嬉しさと同時にビックリしてしまい、一瞬ですが、言葉に詰まってしまいました。
 松浦さんはフリーアナウンサーとして、現在はFM山形で毎週月曜日と火曜日の夕方の生放送番組(レディ音タイム)でパーソナリティを務めています。
 きょうは“環境フェアつるおか 2014”の総合司会・場内アナウンスを務めています。

 それでは、きょうの“環境フェアつるおか 2014”から、私が見て回ることができたものをご紹介します。

 下の写真左は、玄関前広場での“環境クイズ”です。毎年恒例です。午前と午後の2回行いました。玄関前広場には、下の写真右のようなたくさんのテントが並んでいます。写真は“山王デイバザール実行委員会”のテントです。地元生産の農産物も販売しています。

  

 玄関前ステージ(メインステージ)では“PRステージ”が行われました。4団体がPRしました。下の写真左は“やまがた自然エネルギーネットワーク”のPRステージです。おやおや、どういうわけか、ゴジラ君もおります。

  

 上の写真右は“山形県地域温暖化防止活動推進センター/庄内地域地球温暖化対策協議会”のブースです。ブースでは、「家庭のアクション」の募集とうちエコ診断とPRを行っていました。
 久々にお会いしたOさんと、しばらく談義しました。「“環境フェアつるおか”には毎年参加しています」と言うOさんは山形からの遠征です。Oさんは「“環境フェアつるおか”は必ず良い天気になります」と言いました。そう言われてみますと・・・何かの力が・・・?
 ブース前では「森づくり」関係でお世話になった地元のSさんやKさんとも再会しました。

 「森づくり」関係と言えば、“やまがた公益の森づくり支援センター”(下の写真左)のおみせも開かれていました。クラフトコーナーや森づくりに関する展示を行っています。 

   

 上の写真中は『ふろしきエコバッグづくり』、上の写真右は『海岸漂着物アート制作』(鶴岡工業高等専門学校、庄内総合支庁保健福祉環境部環境課)のおみせです。

  

 上の写真左は『マイバッグづくり』(鶴岡市廃棄物対策課)、上の写真右は『木工クラフト』(山形大学農学部「森の民」サークル)のおみせです。

 さて、“やまがた公益の森づくり支援センター”からのおみせ(ブース)の設置方法で、気付かれた方はおられるでしょうか。これは“だがしや楽校”でのおみせの設置方法を参考にしたものです。子どもも大人も同じ目の高さです。イスがないため、座る場所が自由になります。また、多くの人が遊べます。

 いよいよ“公益のふるさと創り鶴岡”による“だがしや楽校”をご紹介します。
 下の写真右は、中村のオッチャンによる創作紙芝居です。

  

 下の写真左は『おもちゃのかえっこバザール」、写真中は『プラバン』、写真右は『消しゴムハンコ』です。大勢の子どもたちが遊んでいます。

   

 さて、丹波恵子さん・ゆき彦さんのライブは、玄関前広場の一角に設置された“美しい山形最上川フォーラム”のテント脇で行うことになりました。それが下の2つの写真です。ビデオ映像から抜き出したものです。ここでのライブは午前11時すぎからです。

 

 さらに、玄関前ステージ(メインステージ)でのPRステージでもライブを行うことになりました。これも、きょう(9月21日)になって決まったことです。元々は“だがしや楽校だがしや倶楽部”でPRステージを行うことにしていましたが、阿部さんの計らいで“だがしや楽校だがしや倶楽部”として、メインステージでのライブが実現しました。それが下の2つの写真です。これもビデオ映像から抜き出したものです。

 

 メインステージでのライブは昼12時15分からです。2人がそれぞれ2曲ずつ、計4曲を歌いました。しっかりPRできたと思います。
 ただ、私に2人の歌をゆっくり聴く余裕はありませんでした。ビデオ撮影に集中したこと、また刻々と状況が変わり、私もそれに対応していったからです。ライブのあとも、取材するものが控えていたこともあります。
 日差しに照らされて、汗が流れていきました。2人の歌は、米沢に戻ってから、撮影したビデオでゆっくり観ることにします。


【スポーツごみ拾い】
 きょうの“環境フェアつるおか 2014”では“スポーツごみ拾い”も行われました。
 “スポーツごみ拾い”は、特に今年(2014年)になって、山形県内各地で行われており、テレビのニュースや新聞等で頻繁に取り上げられているほどです。私も「それは大変結構なこと」と思います。
 ただ、ここで押さえたいのは、“スポーツごみ拾い”を山形県で初めて開催し、山形県内への普及に努めたのは、阿部さんであることです。それで、この“ひとりごとダイアリー”でも、1つの項を設けて、ご紹介することにしました。

 きょうは“スポーツごみ拾い in 庄内(環境フェアつるおか)”として行われます。主催するのは“美しい山形最上川フォーラム”です。丹波さん・ゆき彦さんライブの写真に写っている幟に書いてあるピンクの文字は“スポーツごみ拾い”です。もちろん、阿部さんもサポートします。

 スポーツですので、開会式があり、選手宣誓も行われました。そして、選手全員で「ゴミ拾いはスポーツだ〜!」(下の写真左)と声をあげ(午前11時40分頃)、競技開始です。
 競技時間は1時間です。ルールに則って協議(ゴミ拾い)(下の写真中)をします。チームスポーツですので、チーム・メンバーが離れてはいけません。

   

 昼の12時40分頃、協議が終了しました。上の写真右は計測です。ゴミの種類でポイントを加算していきます。
 計測が終わり、閉会式です。
 閉会式では、成績が発表され、第1位から第3位まで表彰です(下の写真左)。最後に小谷さんから講評(下の写真中)があり、みんなで「ゴミ拾いはスポーツだ〜!」と声をあげながら記念写真に収まりました。これも「スポーツごみ拾い」のルールに則った行事です。

   

 なお、スポーツごみ拾いでも司会を務めた松浦さんによりますと、庄内地方では来週もスポーツごみ拾いが開催されるそうです。

 というわけで、予定には無かった“環境フェアつるおか 2014”での活動が終わりました。ここで、ひと休みです。
 飲食ブースを回って私が食べたのは、なんと“カレー餅”(たべものを考える野菜の会)です。意外に(と言ったら失礼ですね)美味しいです。ただ、カレーに大きな具材(ジャガイモなど)が入っていますと、ジャガイモならぬジャマイモになってしまい・・・(最後に寒いギャグで失礼しました!)・・・食べにくくなるかもしれません。

 “環境フェアつるおか 2014”は午後4時までの開催です。1日中のイベントでは、昼すぎになりますと、人出が少なくなることがあります。しかし、きょうの“環境フェアつるおか 2014”では、それがありませんでした。午後に入っても大にぎわいです。

 好天に恵まれたとは言え、凄いです。
 私としては、2011年以来3年ぶりに“だがしや楽校 @ 環境フェアつるおか”を拝見・取材できたこと、2日間にわたり丹波恵子さん・ゆき彦さんのライブをたっぷり楽しめたこと、そして小谷さんや松浦さんなど多くの人たちと再会できたことが、最高の喜びです。

 

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