だがしや楽校・ひとりごとダイアリー

 

第6回 しゃぼん玉だがしや楽校愛宕

主催:特定非営利活動法人(NPO法人)学童保育所しゃぼん玉クラブ

 

2014年11月16日(日曜日曇り時々晴れ 午前中一時小雨

【しゃぼん玉だがしや楽校】
 第6回“しゃぼん玉だがしや楽校@愛宕”が“学童保育所しゃぼん玉クラブ愛宕”(山形県米沢市御廟3丁目)にて開かれました。

 山形県米沢市の特定非営利活動法人(NPO法人)学童保育所しゃぼん玉クラブは、米沢市内の3地区(学区)6ヵ所にて学童保育所(放課後学童クラブ)を開設・運営しています。
 米沢市でも学童保育所を利用する学童は数を増し、ほとんどの地域で(1つの学区内に)複数の学童保育所が開設されて”いますが、ひとつの事業体で6ヵ所もの学童保育所を開設・運営しているのは“学童保育所しゃぼん玉クラブだけです。
 それから、現在ではNPO法人が運営する学童保育所は米沢市内にも複数ありますが、山形県内で、学童保育所を主たる事業としたNPO法人は、学童保育所しゃぼん玉クラブが第一号です。
 学童保育所しゃぼん玉クラブがNPO法人として運営することになった理由のひとつは、地域の開かれた学童保育所であること、地域とつながっている(交流する)学童保育所であることを、基本的な趣旨にしているからです。
 その趣旨を考えますと、学童保育所しゃぼん玉クラブで“だがしや楽校”を取り入れたことは、容易に理解できることです。

 学童保育所しゃぼん玉クラブでは、指導員を対象にした研修会で“だがしや楽校”が紹介されたこと(この研修会には私も“だがしや楽校コーディネーター”として参加しました)、加えてNPOアドバイザーとして学童保育所しゃぼん玉クラブに関わっている私が“だがしや楽校”にも関係していたこともあって、いち早く“だがしや楽校”を取り入れたのであります。それから早いもので6年が経過しました。
 2008年11月9日、“学童保育所しゃぼん玉クラブ”の発祥の地“しゃぼん玉クラブ愛宕”で第1回“しゃぼん玉だがしや楽校”を開催しました。翌年(2009年)は“ミニだがしや楽校”として開きましたが、子どもたちや保護者からの要望もあり、翌々年(2010年)の第2回以降は、毎年“しゃぼん玉だがしや楽校”を開催しています。

 学童保育所しゃぼん玉クラブでは、ほかにも、しゃぼん玉クラブ西部が“しゃぼん玉だがしや楽校@西部コミセン地区文化祭”を開いています。今年は11月2日に開きました。この“ひとりごとダイアリー”でもご紹介したばかりです。さらに、毎年5月5日には“しゃぼん玉だがしや楽校@米沢市児童会館”を開いています。これは、愛宕・西部協働で開いています。
 このように“しゃぼん玉だがしや楽校”は、山形県内では特に活発に活動している“だがしや楽校”のひとつであります。

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 さて、“しゃぼん玉だがしや楽校@愛宕”には大きな特徴があります。
 “しゃぼん玉だがしや楽校@愛宕”には、たくさんのおみせがあります。特徴とは、そのおみせでの“みせ番”は、子どもたちも行いますが、保護者の人も行うことです。“しゃぼん玉だがしや楽校@愛宕”は午前9時30分から11時30分の2時間ですが、おみせ番が30分毎のシフト制です。
 もちろん子どもたちは交代しながらおみせ番をします。しかし、ある30分間のおみせ番は、全員が大人(保護者)です。この時間帯の子どもたちは、遊んだり、駄菓子を買ったりします。
 “しゃぼん玉だがしや楽校@愛宕”では、子どもたちも大人も、おみせ番というお仕事を体験したり、お客さんになって遊んだり食べたりすることができるのです。すなわち、正真正銘いろんな体験ができるのです。
 このような“だがしや楽校”は、ほかには見られないと思います。特に時間帯で「おみせ番は全員が大人」というのは、特筆すべきことです。

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 それでは、きょう(11月16日)の第6回“しゃぼん玉だがしや楽校@愛宕”の模様をご紹介しましょう。  

   

 上の3つの写真は午前9時10分から始まったオープニングセレモニーです。左から、子どもたちによる開会の挨拶、全員で歌いましょう、子どもたちによるお約束ごとの発表です。

 はじめに、屋内のおみせからご紹介します。

   
木工クラフト            手作りの店             わなげ

 木工クラフトのおみせだけは、米沢市愛宕コミュニティセンター館長・我妻さんによるおみせです。きょうは、ドングリ・クルミ・木の枝を使って、いろいろなものを作りました。
 手作りの店では、紙皿回し、シュシュ、レインボールーム、カラフルヘアゴム、缶バッチを売っています。子どもたちが作りました。
 わなげは“しゃぼん玉だがしや楽校”には欠かせません。

   
    バザーコーナー          コマまわし大会        ペットボトルストラップ作り

 バザーコーナーは初登場のおみせです。食器類など生活用品や花ビンなどを数十円単位で売っています。チョー破格値です。
 コマまわし大会も初登場のおみせです。手でコマを回し、コマが回っている時間で、第1位〜第3位には豪華賞品が・・・。

 さて、しゃぼん玉クラブ愛宕では、今年(2014年)2階を設けました。少しでも子どもたちにゆったり過ごしてもらうためです。その2階には、2つのおみせがあります。ペットボトルストラップ作りと紙皿回し作りです。

   
紙皿回し作り             わたあめ              豚汁 

 屋外のおみせです。
 わたあめは今回も無料振る舞いです。子どもたちが交代で作りました。
 “しゃぼん玉だがしや楽校@愛宕”名物の豚汁は、大好評です。きょう(11月16日)は寒い1日となりましたので、豚汁は身体の芯からあったまります。

 そう言えば、きょうの米沢は最高気温が9.4℃(米沢アメダス)でとても肌寒い陽気です。また、青空も見え、日も差す天気でしたが、午前中は何度か小雨が降りました。
 しかし、そんなスッキリしない天気と肌寒さは、あったかい豚汁と、子どもたちのパワーで吹き飛びました。

   
  玉こん            チョコバナナ          産直野菜のお店

 山形と言えば、おまつり(イベント)には、玉こん(玉こんにゃく)は欠かせません。“しゃぼん玉だがしや楽校@愛宕”の玉こんは、子どもたちにも喜んでもらえるような優しい味です。
 チョコバナナも“しゃぼん玉だがしや楽校@愛宕”名物です。次々に売れていきます。
 そして今回も、産直野菜のお店が出店しました。写真はお子さんがリンゴ・ジュースを作っている様子です。

   
くじ引き              駄菓子屋              餅つき

 駄菓子屋さんの一角に設けられたくじ引きは、これも“しゃぼん玉だがしや楽校@愛宕”の名物です。特賞から3等まであります。特賞は今回もチョコバナナです。写真は特賞が出た瞬間です。
 駄菓子屋さんはいつものように大繁盛です。

 毎回のことですが、2時間はアッという間に過ぎていきます。
 “しゃぼん玉だがしや楽校@愛宕”が終わって、今年も始まったのが餅つきです。子どもたちも交代しながら餅つきをしました。楽しそうです。

 つきあがったお餅は、みんなで、納豆・きなこ・あんこを付けて、豚汁と共にいただきました。私も動き回ったからでしょうか、お腹が空いたため、10個のお餅をいただきました。

 楽しさいっぱい、子どもたちの笑顔いっぱい、大人の方々も笑顔いっぱい、そして私のお腹もいっぱい!! 大満足の“しゃぼん玉だがしや楽校@愛宕”でした。

 

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