だがしや楽校・ひとりごとダイアリー

 

2015年9月27日(日曜日)鶴岡の天気:晴れ 浮かぶ

【だがしや楽校 @ 環境フェアつるおか】
 第17回“環境フェアつるおか 2015”(主催:環境つるおか推進協議会・鶴岡市 共催:山形県地球温暖化防止活動推進センター)が鶴岡市内(小真木原総合体育館)にて開催されました。
 毎回“だがしや楽校”が開かれていますので、私(山口)にとってもお馴染みとなった“環境フェアつるおか”です。今回のテーマは“つるおかスマイルで温暖化をシャットアウト!がんばろうチームつるおか”です。
 早速、会場の様子をご紹介します。

 会場に着いて、主催者である環境つるおか推進協議会の会長・小谷卓氏(鶴岡工業高等専門学校名誉教授)と挨拶できました。また、総合司会を務めているFM山形のパーソナリティ・松浦さんとも挨拶できました。松浦さんには“だがしや楽校・子どもサミット”で大変お世話になっていました。

 はじめに、体育館内“第1多目的ホール”です。
 ここで注目は、いくつかの出展ブースが“だがしや楽校”スタイルになっていることです。ビールケースにベニヤ板を敷くスタイルです。このようにすることで、大人も子どもも同じ目線になりますし、自由に場所(空間)を決めて遊ぶことができます。これって、鶴岡で“だがしや楽校”が浸透している証しです。

  

 上の写真は、鶴岡市廃棄物対策課による“マイバッグつくり”です。好きな絵を描いて、まさに自分だけのマイバッグをつくります。大人気で待つ人の行列ができるほどです。

 下の写真左は、鶴岡地区クリーン公社による“ふろしきエコバッグつくり”です。

  

 上の写真右は、鶴岡市ボランティア連絡協議会による“こども環境かるた大会”です。

 下の写真左は、庄内総合支庁環境課と鶴岡工業高等専門学校による“海岸漂着物アート制作”です。庄内海岸ではたくさんの漂着物が流れ着きます。海外からの漂着物も多いです。
 下の写真右は、山形県環境科学研究センターと庄内総合支庁環境課による“リサイクル工作”のブースです。

  

 上の写真右は、鶴岡工業高等専門学校による“おもしろエコ実験”です。ここだけ、体育館2階です。2階ではほかに、鶴岡工業高等専門学校による“わたあめ”コーナー、エコドライブ講習などが行われました。

 再び“第1多目的ホール”に戻ります。

  

 ホール周囲では、様々な展示がありました。ごみ分別展示コーナーでは、鶴岡市廃棄物対策課の担当者が来場者に説明している場面までありました。

 続いて、“第2多目的ホール”です。
 下の写真左のように、各企業や団体による展示・発表が行われています。中で注目は加茂水族館によるクラゲ展示(下の写真右)です。

  

 下の写真左は、山形県地球温暖化防止活動推進センターと庄内地域地球温暖化防止対策協議会によるPRブースです。アンケートに答えますと、豪華景品が当たる抽選ができます。今回もOさんと再会できました。Oさんとは最近のNPO事情などについて談義しました。

  

 上の写真は、2階で展示されている中学生による環境絵画です。左が最優秀賞の作品です。小学生の作品も展示されています。

 外を見てみましょう。下の写真左は、美味しいもの提供するテント村です。ほかに、新鮮野菜や果物の販売、コーヒー類からカレー屋さんまで出店していました。 

  

 上の写真右はステージイベントです。写真はジャンケン大会です。ほかに、クイズ大会なども行われました。右端に写っているのは鶴岡市のエコキャラ“みどりちゃん”です。今回、衣装がリニューアルしました。写真はリニューアル前です。

 下の写真左は、出羽マイクロ水車プロジェクトです。写真は、太陽光パネルへの日光を遮ると、水道が出なくなるという実験です。下の写真右は、鶴岡市環境課によるザリガニ釣りです。

  

 下の写真は“スポーツGOMI拾い”です。写真左は「GOMI拾いはスポーツだ!」のかけ声です。ゴミ拾い(競技)の開始です。写真右はゴミ拾いが終わって、表彰式の様子です。第1位は子どもちのチームでした。

  

 “スポーツGOMI拾い”の主催は、美しい山形・最上川フォーラムです。スタッフのAさんとも再会です。
 山形県では鶴岡が“スポーツGOMI拾い”発祥の地です。ここでも“だがしや楽校”が深く関わりました。やがて“スポーツGOMI拾い”は少しずつ山形県内に広まります。そして、各地で開かれるようになります。それで、山形県の“スポーツGOMI拾い”は美しい山形・最上川フォーラムが主催することになりました。
 Aさんとの談義では、こんな感じの会話でした。置賜では長井市で行われたばかりです。

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 それでは“だがしや楽校”関係のブースをご紹介します。場所は“第1多目的ホール”です。

  

 上の写真は、かえっこバンクです。要らなくなったおもしゃを持ち寄ると、かえっこバンクで、自分がほしいおもちゃと交換できます。昨日(9月27日)は米沢で紙芝居口演をされた中村さんがおみせ番をしていました。

  

 きょうの“だがしや楽校”はプラバンです。また、上の写真右は、展示スペースに設けた駄菓子のコーナーです。

  

 写真のとおり、大勢の子どもたちが遊んでいます。大盛況です。

  

 きょうの鶴岡遠征は、“環境フェアつるおか”取材も目的のひとつですが、“だがしや楽校”仲間である阿部さん(鶴岡市)とだがしや談義することも大きな目的です。
 きょうの阿部さんからの話と、私(山口)からの話で浮かび上がったのは、全国的に“だがしや楽校”が過渡期に来ていることです。これは、9月21日の杉並のEさんとのだがしや談義でも浮かび上がったことです。
 とにかく今年は過渡期に来ていることを感じさせる出来事が重なっています。
 ただ、それは新たなスタートでもあります。逆に言えば、新たなスタートとして受け止め、さらに活動を進化させることができるか、であります。
 鶴岡で“だがしや楽校”が浸透し定着しているのは“鶴岡のだがしや楽校”が確立されているからです。それは強い信念があるからではありません。良い意味での優柔不断さがあり、無理なく、ゆるくやっているからです。
 “だがしや楽校”の実践に、ヘタな論理は要りません。それがある意味“だがしや楽校”のコンセプトであり、私の“だがしや楽校”に於ける信念です。それが“だがしや楽校”との付き合い方と思っています。
 阿部さんとの談義で、あらためて感じたことです。

 

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