だがしや楽校・ひとりごとダイアリー
2015年10月4日(日曜日)晴れ時々曇り 【だがしや楽校@ドラマチック戎市】 きょう(10月4日)は、山形県米沢市では初めて、商店街イベントの中で、本格的“だがしや楽校”が開かれたのです。 米沢市の中心市街地でも北側に位置する粡(あら)町は、周囲の寺町と共に、城下町を支える門前町として、重要な役割を担っていました。私が生まれ育ったところに近いこともあり、その繁栄ぶりは、私の目にも焼き付いています。 鶴岡の“だがしや楽校”仲間である阿部さん(NPO法人公益のふるさと創り鶴岡:理事)から“ドラマチック戎市”出店について、私に話があったのは8月に入ってからです。 出店までの手続き等は、結果的には順調でしたが、主催者事務局から鶴岡への情報発信が不十分に感じるところもありました。具体的には、時間が経過しても、鶴岡に対して「出店可能」というハッキリした情報がありませんでした。また、直前になっても、具体的な出店場所が鶴岡へ伝えられていないこともわかりました。このため、私は何度か主催者事務局に出掛け、内容を確認しました。出店場所も確認しました。 “ドラマチック戎市”では、会場となる道路を通行止めにします。通行止めは午前10時からですが、実際には車の通行状況を見ながら、午前10時05分頃、通行止めになりました。このあたりの情報伝達にも課題があり、午前10時を過ぎて、すぐに道路に出そうになった出店者がいました。 というわけで、ここまでにもいろいろありましたが、いよいよ“だがしや楽校@ドラマチック戎市”のスタートです。はじめに“ドラマチック戎市”全体の様子をご紹介します。 下の写真は、オープニングを飾った米沢市内の幼稚園・園児によるマーチングです。 風は強かったですが、好天となり、会場は下の写真左のように大にぎわいです。
上の写真右は、米沢ではすっかりお馴染みとなった山形県立米沢工業高等学校によるミニSL乗車体験です。 会場の一角では、米沢市内の中学生による吹奏楽演奏(上の写真)や、別の幼稚園の園児によるパフォーマンス(下の写真)も行われました。 さらに、太鼓の演奏(下の写真左)や、米沢市内の高校生によるチアリーダーパフォーマンス(下の写真右)も行われ、盛り上げに一役買っていました。
大学生によるアカペラコーラス(下の写真左)、ダンスパフォーマンス(下の写真右)も注目を集めました。
今回の目玉のひとつは、クラシックカー大集合(下の写真)です。全国からクラシックカーが集結し、マニアの人たちを釘付けにしました。
それでは、“だがしや楽校@ドラマチック戎市”の様子をご紹介します。
写真のとおり、多くの人が立ち寄ってくださいました。そして、かねたんも・・・
上と下の4つの写真は、創作紙芝居劇団“だだちゃ豆”の“もっけ”こと、中村恵二さんによる紙芝居口演です。拍子木の合図と共に、軽妙な話術で展開する中村さんの紙芝居に、子どもたちだけでなく、大人たちまで集まって、楽しんでいます。
注目は上杉鷹山公の紙芝居です。9月26日の“ひとりごとダイアリー”でもご紹介しましたが、この紙芝居は、香川県高松市の紙芝居仲間の人が保管していたものです。平成17年に制作、発行されたものです。20枚の紙芝居です。しかし、20枚目が無くなっているほか、痛みは進んでいることから、高松市の人は複製を作ります。中村さんはその複製を借りて、口演しています。
上の写真は“こどもみせ”です。鶴岡の子どもたちの手による小物などを販売しています。“てづくりショップよつば”“ケロケロレインボー”“おりがみのいえ”などおみせの名前も楽しいです。多くの市民が買い求めていました。
その子どもたち、“ドラマチック戎市”会場内を歩き回っての宣伝活動です。途中、ほかのみせに立ち寄ったり、ジャンケン大会に参加したりと、道草を楽しんでいました。これで良いんです。
こちらはプラバンのおみせです。パフォーマンスを終えた園児たちをはじめ、多くの子どもたちが遊んでいきました。AちゃんやRちゃんなど私と顔馴染みの子どもたちも遊んでいきました。
上の写真は、駄菓子総合研究所の酒井勝一さんによる駄菓子屋さんです。米沢では初出店です。子どもたちがおみせ番をする“こどもみせ”でもあります。目玉は駄菓子のつかみ取り(写真右)です。 ********** きょう(10月4日)の“ドラマチック戎市”では、目玉であるサンバパレードはありませんし、米沢市内ではほかにもたくさんのイベントが開催されていることもあって、どれだけの集客になるのか注目でしたが、私の目には「思っていた以上に、にぎわった」と映りました。 一方で、商店街イベントではありますが、地元商店街以外からの出店が多かった、という印象もあります。“だがしや楽校”もそのひとつとなりました。ただ、さすがに鶴岡と米沢は距離的に遠く、私が「こちらは鶴岡の子どもたちです」と紹介しますと、立ち寄った人たちの多くは驚いた様子でした。 地域に関係なく「市民に出店の場を提供する」というコンセプトを重視する、というのも商店街イベントのひとつかもしれません。とは言え、地元商店街の顔がもっと見える工夫はあっても良いのではないか、とも感じました。
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